瑞樹「・・・はぁ・・・(なんだろう・・・なんでだろう・・・どうして今私の心が・・・痛いんだろう・・・)」
プルル・・・プルル・・・
瑞樹「・・・・・・携帯」
ガサゴソ
カチッ
瑞樹「・・・この人・・・誰だったっけ?・・・・・・・・・ああ、彼氏か・・・・・なになに、この頃付き合い悪いけど大丈夫か?・・・ぷっ、だってあんたに興味ないもの」
ぱたん
瑞樹「・・・あれ?なら私って・・・誰に興味があるんだろう・・・今までそんな人にあったことがないから・・・はぁ、もうわけわかんない・・・」
男 「お嬢様・・・おいたわしや・・・」
裕一の家・・・
晃 「やっぱり三咲ちゃんの声だったかぁ。家から300メートルぐらい離れてたってのにすんごい叫び声が聞こえたもんな」
茜 「ほんとよね。近所の人なんか耳をさすってたし、子供なんか耳がキンキンする〜って泣いてたしね」
三咲「えっとぉ・・・えへへ」
三咲は頭をさすって照れていた。
三咲「それにしてもほんとに久しぶりよね。Mの晃くんに、Sの茜ちゃん」
晃 「ちょっとちょっとちょっと!!茜がSなのは認める。しかしなんで俺がMな」
茜 「私が・・・なんだって?」
晃 「・・・あの〜目が笑ってないんですけど・・・すいません・・・」
三咲「あはは!やっぱり2人とも変わってないねぇ」
裕一「・・・おい」
晃 「あ、裕一。居たんだ」
裕一は晃の頂点をペットボトルでおもいっきり殴った。
晃 「なんで?!」
裕一「・・・それで?どうしてこんな時間に2人は来たんだ?」
茜 「晃が暇だから緒方くんを馬鹿にしてやろうって言ったから」
裕一は晃の頂点を雑誌の角でおもいっきり殴った。
晃 「ギャアーーーーース!!」
茜 「嘘よ」
裕一は晃の頂点を・・・
晃 「ちょっと待て!!なんで茜の嘘まで俺が罰を受けないといけない感じになってんだ?!」
裕一「・・・なんとなく」
グーパンチした。
晃 「ホゴォーーーーーー!!」
裕一「それで?2人してどこにいってきたんだ?」
2人に尋ねた。
茜 「あの子のところよ」
三咲「・・・あれ?なんで話が途切れたの?」
裕一「・・・そうか・・・行ってきたか」
晃 「おお」
裕一「元気に・・・してたか?」
茜 「ふふ。心配しなくてもあの子は元気だけが取り柄じゃない」
裕一「そう・・・だな」
裕一は微笑んだ。晃も茜も裕一に続いて微笑んだ。
三咲「ねぇねぇ! いったい何の話をしてるの? 私にもわかるように話してよ〜!」
晃 「ああ、悪い悪い。これは三咲ちゃんにも関係がある話だったね」
三咲「え?私にも?」
裕一「・・・・いいよ。こいつには俺から話しとく」
晃 「・・・そっか」
三咲「??」
それからは話題を変えて4人で楽しく笑いあった。