夕飯を食べ終え、自室に戻ると裕一は携帯を取り出した。開いてそのままあまり使っていないメール送信画面まで行き、黒澤瑞樹を押す。
メール内容を書き、そのまま送信ボタンを押した。
裕一「・・・ん〜・・・やっぱり茜に言われたこと・・・当たってんのかなぁ・・・・・・・・・もう一回あいつのところにでも週末行こうかな。相談をしに・・・」
瑞樹「・・・はぁ・・・」
ブーーブーーブーー
メールが入った。
瑞樹「・・・・・・」
携帯画面を開くと送信者は裕一からだった。
瑞樹「!!」
すぐさま開いた。
瑞樹「・・・・・え?」
メールの内容はこうだった。
『お前の誕生日、いつだ?』
瑞樹「・・・・・・」
裕一「・・・・・・」
ブーーブーーブーー
裕一「意外に早かったな」
メールを開く。
『12月13日・・・・・でもなんで?」
裕一「・・・・・・」
瑞樹「・・・・・・」
ブーーブーーブーー
『お前の運勢を占ってるんだ。結果は・・・・まぁお楽しみだ』
裕一「・・・・・・」
ブーーブーーブーー
『なによそれ!!』
瑞樹「・・・・・ふふ」
そんな他愛もない話をして時間が過ぎていった。