−白の空間−
ヴ「またきちゃったか・・・」
一「あれ?俺死んだはずじゃ、」
ヴ「正確には植物状態になったかな」
一「そうなのか・・・」
まぁ、守れたからいいか
ヴ「ねぇ、また戻りたいと思わない」
一「戻れるなら戻りたいさ」
自分が消えることは自分が一番わかる・・・
ヴ「戻れるのは可能だよ?」
一「なに・・・?」
ヴ「ここの力を使って戻すんだけど、問題はここが壊れちゃうことなんだよ・・・」
ふむ
一「それで俺になにをしろと」
ヴ「ここが無くなると私の場所が無くなるの、だから現世で家に住まわせてくれないかしら?」
一「そんなんでいいのか?」
ヴ「ええ、あとは守ってほしいかな?」
一「ああ、かまわない」
ヴ「じゃ、よろしくね、向こうでの私の名前は 結天(ゆあま) 奏(かなで)ね」
一「俺の名は天上ヶ裂一夜だ」
空間が壊れ始め
そして視界は白に包まれた