小説『とある異能の最強能力』
作者:あきな()

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−白の空間−
ヴ「またきちゃったか・・・」

一「あれ?俺死んだはずじゃ、」

ヴ「正確には植物状態になったかな」

一「そうなのか・・・」

まぁ、守れたからいいか

ヴ「ねぇ、また戻りたいと思わない」

一「戻れるなら戻りたいさ」

自分が消えることは自分が一番わかる・・・

ヴ「戻れるのは可能だよ?」

一「なに・・・?」

ヴ「ここの力を使って戻すんだけど、問題はここが壊れちゃうことなんだよ・・・」

ふむ

一「それで俺になにをしろと」

ヴ「ここが無くなると私の場所が無くなるの、だから現世で家に住まわせてくれないかしら?」

一「そんなんでいいのか?」

ヴ「ええ、あとは守ってほしいかな?」

一「ああ、かまわない」

ヴ「じゃ、よろしくね、向こうでの私の名前は 結天(ゆあま) 奏(かなで)ね」

一「俺の名は天上ヶ裂一夜だ」

空間が壊れ始め

そして視界は白に包まれた

-22-
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