あること、それは折れた左腕に魔力を集めはじめた
一「ぐああああ!!」
一夜の左腕に激痛が走る
雪『なにやってるんですか!?』
一「魔術・・に・・・決まってるだろ・・!」
一夜の体力はほぼ限界に近い、だが
一「ここで諦めるわけにはいかねぇんだよ!」
天「・・・!」
一夜の叫びは天使を一瞬ではあったが恐怖というものを思わせた
一「準備は整った、術式発動!竜の息吹(ドラゴン・ブレス)!」
一夜は竜の息吹を放ったが、天使はかろうじて防御しつづけている
一「一発だけじゃねぇよ、ばーか・・・」
魔法陣が四つ展開されすべて放った
一「ちっ、倒せたのはいいが限界だな・・・」
天使は完璧に消え去った
そのほぼ同時に一夜も倒れた
奏・愛・雪『一夜君(ご主人様・お兄ちゃん)!!』
雪はフォルムを解き、愛と奏は走ってかけつけた
雪「ごしゅ・・・て、寝てるだけですね」
愛「のんきですね」
奏「まぁ、でも勝ててよかったね」
三人は寝てる一夜を起こさないように宿へ運ぶのだった