「風遁・風切りの術」
カゲロウが指を振るうとテマリの服が切り裂かれる
成長しきってはいないが、子供ともいえない少女の裸体が男の眼前にさらされた
「さて、では-------」
そういうとカゲロウは懐から瓶を取り出した
中には透明な液体が入っているように見える
ッ-------------
ふたを開けるとそのドロドロとした中身をテマリの体へと落とし始めた
「ヒッ!」
冷たさか、不快感か、液体をかけられたテマリは身をすくめる
カゲロウは瓶の中身をすべてテマリへとかけおえるとその裸体をまさぐりはじめる
「--------ッ!」
ドロドロとした液体をテマリの体に塗りこむように愛撫していった
足、背中、腋、首筋、胸、そして秘所にまでじっくりと塗りこんでいく
予想以上に女の体を知り尽くした愛撫にテマリの体は反応してしまった
乳首は自己主張するように起ち、カゲロウの手はそれをつまみ、クリクリと弄んでいる
まだ経験のない体は未知の快感から体を守ろうと必死に抵抗するが、繋がれた腕は動かずヌチャヌチャとカゲロウの肌に自分の肌をこすりつけるようになってしまう
そしてそれがいいしれぬ快感をもたらす
「かぁ----いやっ-----!」
ビクッと震えながら抵抗するがそれはかえって男を喜ばせるだけだ
あらかたテマリの体を堪能しおえたカゲロウの手はテマリの下腹部へと移動していた
「や、やめ-----------いっ----------!!」
テマリの静止も聞かずカゲロウは膣内へと指を滑り込ませた
「処女だけあって狭いな、しかしいい締め付けだぞ」
「--------ッ!?やめ-----この-----くッ----殺してやる!!」
カゲロウを睨みつけるテマリ
その反応を愉しむようにカゲロウの指はテマリの膣内をいじくり始めた
キツキツの膣内だが液体のおかげでなめらかになっている
クチュクチュ
液体がかき混ぜ合わせられる音がテマリの耳にも聞こえ、顔は羞恥でトマトのように真っ赤に染まっている
「ほぅ」
何かに気づいたカゲロウがぬれた指をテマリの眼前へと差し出す
「お前の中からも液体が出てきたようだな」
それはテマリがはじめて出す愛液に他ならなかった
こんな男の愛撫に自分の体がいやおうなく感じてしまっていることと、年頃の少女としての羞恥感がテマリを押しつぶしてしまいそうになる
「や、やめ----」
はじめにくらべると随分と弱弱しくなった反抗
そんなものでこの男がとまるはずもなかったが-------
「そうか、ではやめてやろう」
意外な返答にテマリは目を丸くする
男はきびすを返すとテマリをおいて立ち去ろうとするが
その前に一言だけ口にした
「その液体は特殊なフェロモンを発生させるんだ-----つまり、こういう森の中では蟲共のかっこうの餌というわけだ」
じゃっ と帰ろうとするカゲロウの言葉に戦慄する
ここは死の森、通常のサイズを越えた蟲や無数の昆虫が生息している
そしてこの液体はテマリの全身ならず体の中にまで塗りこめられている
身動きができない彼女がこのまま放置されればそれは見るも無残な結末が待っているだろう
なにせ蟲たちに群がられ体の中も外も犯されていくのだから
「ま、まて-------!」
声を荒げるがカゲロウは出口へと歩を進める
くのいちとしての教育を受けているが許容にも限度がある
このまま捨て置かれることが死よりも恐ろしい目にあうであろうことは明白であった
いやだ--いやだ--そんな---------
「待ってくれ!お願いだ!何でも言うこときくから!」
それはもはや懇願に近かった
カゲロウはそれを効きとめるとテマリのもとに戻り
「そうだ----それでいい、主人に対しての口の聞き方には気をつけないといけないからな」
そういうとズボンを外し始めた
テマリの眼前に充血した男の肉棒が躍り出る
目の前のそれをはじめてみたテマリは目を見開いて唾を飲み込む
「舐めろ」
「--------なっ!!そんなこと-----「では」
さきほど聞かされたことを思い出しテマリは反論の口をつぐむ
手は繋がれてて使えない
(なんで私がこの男のこんなものを-------)
顔をそれの近くへともっていくと舌で弱弱しく舐め始めた
まるで子猫が舐めているかのようにおびえながらテマリの舌はそれをたどたどしく舐めていく
(熱い----ビクビク脈打ってる-------)
しばらくの間好きなようにさせていたがまだ経験のない少女にテクニックなどあるはずもない
たどたどしくも、懸命に奉仕をする姿は悪くはないのだが
テマリの髪の毛をつかむと喉の奥におしこんだ
当然、テマリには吐き気が襲うがそれをカゲロウはゆるさない
目に涙を浮かべる少女を無視しながら自分が快楽を得るためだけの激しいピストンを開始する
んぐっ!------んんんんん--------!!
「ほら、出すぞ!ちゃんと全部飲むんだぞ」
喉の奥に出された生暖かい液体を必死に飲み干していく
げほっげほっ
粘っこい液体がのどに絡みつく
「よくできました------じゃあ本番といこうか」
テマリの体勢を力ずくでかえる。いわゆるまんぐり返しといわれる体勢だ
そこでカゲロウがあることに気づく
「テマリちゃんは激しくされて感じちゃう変態さんかな?」
テマリのそこはさらに蜜を溢れさせていた
「ち---ちがっ!」
表面上はSを装っていても本心ではMというのはそう珍しい話でもない
「準備もいいようだし-----いよいよテマリちゃんの貫通式といこうか」
ニコニコとした顔をしながら外道なことを言い放つカゲロウ
心なしかその雰囲気はものすごくいきいきとしている
だがそんなことは眼前の少女には分かるはずもない
クチュ
濡れたテマリの入り口に大きく脈打つ肉棒が今にも少女の中に進入しようとしていた
嫌だ----嫌だ-------たしかにくのいちである以上女としての幸せが成就するとは思ってはいない
だが----だが---こんな形で慰み者になるなんて
だがそんな心とは裏腹に濡れ、男を迎え入れんと口を開く体があった
まだ若いが体の凹凸ははっきりして、腰はくびれ、鍛えられた体
余計な肉や脂肪はなく、筋肉はついているが女らしさはたしかに残っている体
だが身動きの取れない今その体は男にとってのごちそうでしかなかった
「では-------いただきます」
笑みを浮かべてカゲロウは一気にテマリを貫いた
「や、やめ----ひあぁっ------!!」
破瓜の感触に顔を歪める
声にならない悲鳴が少女の喉を突く
気だるい吐息と汗の中リズムよく肉を打ち付ける音が響く
その体位はぞくに対面座位といわれるもので
「あっ、あっ------------」
(うは、1※歳のくの一とかたまらん、ロリばんざい!)
未踏の快感にテマリに許された行動はただただ必死に目の前の男にしがみつくことだけだった
それを望んでいるわけではない
だが彼女に今できるのは手を、足を男に絡めてただただ膣内を蹂躙されることだけ
そんなテマリの心中など知らず、ピストンの速度は上がっていく
「--------っ!?ん、んんん!!」
テマリの体を微弱な電流が駆け抜ける
(な、何、この感じ?)
「ん〜?もしかしてイキそう?」
「へっ?いイク?」
髪を振り乱し、汗で蒸気しながら呂律の回らない口調でテマリが未体験を口にする
「はじめてだからね〜うんと気持ち良くしてあげよう。それはもう忘れられない≪・・・・・・≫ほどにね」
テマリの細い足首を持ち上げるとカゲロウはテマリに覆いかぶさるように姿勢を変える
深く、テマリの中の奥の奥まで届くように
「はひっ!?」
奥まで捻じ込まれた肉棒がじぶんの中にある女性にとってもっとも秘匿すべき場所を突いていることを認識する
(こ、これ----子宮を-----)
そ、それにさっきより大きくなって---------
「よぉし、出すぞ」
「え-----!?だ、だめっ!あ、赤ちゃんできちゃ-------」
そんな静止が聞くわけもなく流し込まれる精液と快感に押し流されることしかできない
初めてにしては激しすぎる情事にすっかり体力を消耗したテマリと上機嫌のカゲロウ
「何年かたったらもっといいかr---女になるかもな、心配するなちゃんとあの2人のところへ返しといてやる」
そんな言葉を最後に耳にしてテマリの意識は途絶えた
「-----い---------おい」
テマリの目を覚まさせたのは彼女を呼ぶ声とうっそうとした死の森の陰湿な空気だった
「おいおい大丈夫かよ、心配したじゃん」
声をかけていたのはカンクロウだった
なんでも突然消えて探してたら木陰で寝ているところを発見したという
(夢--------?)
だがそれが現実だということを股間からあふれる白濁液と体の火照りが証明している
「---------------」
「だ?大丈夫じゃん?」
異様な姉の様子に、心配したカンクロウが声をかける
そんな心配を振り切りテマリは前を向く
「心配するな、そうたいしたことじゃない。さっさと第2の試験、終わらせるよ」
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「で何やってたの」
「いやちょっと蕾狩りを」
アンコが凄まじい殺気を剥ける
「これからちょっと見回りいこうと思ってたけど予定変更するわ」
(なんか問題起きてるみたいだけどほかの奴らに任せてもいいでしょ)
「お、おいアンコ?」
少し様子のおかしいアンコに戸惑いを隠せないカゲロウ
「わ、わたしだってまだ若いんだからね!」
次の瞬間アンコを押し倒すカゲロウの姿があった
モブ中忍「アンコさん上機嫌ですね。問題の件ですが大蛇丸が-------」
「ああ、あの変態?火影様に連絡入れてあとは暗部に部隊編成要請しといて」
(いつまでもあいつの存在に縛られてるわけにはいかないものね、それに--------まぁ女としての幸せっていうのも捨てたもんじゃないでしょ?)