小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『イヤナヨカン×シカシナイ』





あたしは、前回の仕事で拝借した古書を読んでいる。
それが、すごい面白いんだよね!サイコーです。
「ふっふ」
「おい」
「ふふふっ」
「おい!」
「ふふふふふh」
「おいこら、エル!」
〈ドゴッ〉
「ったぁぁぁああああぁぁぁ!」
なんなんだよキル兄!せっかくの読書タイムが!
「悪かったな!でも、オヤジが呼んでんだよ」
「とととと父さんが?!!!聞きたくないけどどこに来いって?」
「オヤジの部屋」
「キル兄がんばt「お前もいくぞ!!!!」
「ちっへーい」


と、ここでどうでもいい説明。


我が家には、代々(っていうか、豚君から下の兄弟)語り継がれてる言葉がある。

その一 爺ちゃんの質問には気をつけよ!(3回に1回窯かけられるから)

その二 父さんが自室に呼ぶときはろくなことがない(拷問メニュー追加だとか無理難題を言われるから)

その三 イル兄がお菓子をくれるときは用心せよ!(ほとんどが毒入り。この前媚薬入りキャンディーを食べさせられて悲惨な目にあった)




的な前歴があるからね!嫌なんだよ!怖いよ!!あはははははぁ。



***


「おお。来たか」
とうとう来てしまいました お父さんとのおしゃべり☆(またの名を拷問紛いのおしゃべり☆とも言う)
なにが、来るんだ!!!
と、身構えるととんでもない言葉が降ってきた。






「ちょっと、町にでも降りてパフェでも食いに行くか」
「「は」」
パフェ…、パフェねぇ。ふーん。って、ええええええええええ??!!!!!
あれ?ちょっと、今の幻聴?幻?夢?耳鼻科言ったほうがいいかな。うん。
「父さん、あたし耳が遠くなったみたい。ワンモアプリーズ」
「だから、パフェ・・「まじか!」
キル兄を、みるととてもかわいっかた。
きっと、何かあるだろうけど、とりあえず今はよろこぼうか。

-17-
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