小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『スカイツリー×モドキ』






「よし。お前ら200階行くまで帰ってくるなよ」
「「は」」
どうしてこうなったんだ…。
あたしは、父さんにつ行ってただけなのに。てかやっぱ、ろくな事ないなぁおい!!
何故こうなったのかというと、3時間前までさかのぼる―――――。






「なぁなぁエル!あそこなんかやってんぞ!」
「ん?ああ、そうだね。(あまりにもキル兄が可愛くて)きずかなっかたよ」
うん。チョーかわいい。年相応にはしゃぐキル兄を、温かい目(ドラエ●ん的な)で見ていたら、父さんに怪訝な顔された。やばいな。うん。
「どうした?エル」
「え?な、なにが?ああ、えっとさ、そうだ!早く食べに行こうよ!」
「ああ。そうだな」




「これ食べる!」
「え?!バナナ?キル兄って、もしかしてバナナ好きなの?いがい」
「どういう意味だよ」
「そのまんまの意味ですが」
うん。あたし、バナナ嫌いなんだよね。
なんか、ネトってしてない?!え?気のせい?そうかなぁ…。
とりあえず、キル兄と早食い競争しながら(2,3回詰まった)食べ終えると、父さんが、「連れて行きたいとこがある」て、言ってたので、ついてくことにした(てか、それしか選択肢ないけどね!!!)




て゛、話は没頭に戻る。
は?何言ってんのこのおっさん。て、目で見たら睨まれた。いいじゃん事実だし!
「ちょっと、父さんあたし耳鼻科言ったほうがいいかもしれない」
「聞こえてるだろう。だから、200階行くまで帰ってくるなよ」
「いや、何200階って。もしかして、目の前にそびえたっているあれ?新しくできたマンションじゃないの?」
「エル、やめろよ…」
ええー!キル兄ったら、もう諦めた感じですか?まぁね、父さんが1度言ったことは撤回しないけどさ!
少しくらい現実逃避位させてよこんちくしょう。
「じゃあさ、此処はどこなの?」
「ああ、知らないのか。此処は天空闘技場。簡単に言うと、とにかく戦うところだ」
アバウト!まさかの、かなりアバウト!!!!まぁ、あれか、強くなって帰って来い的な。
「帰りたい…」
「駄目だ」

-18-
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