小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『わんもあぷりいず』




「おおー!またしてもエルフ選手のKO勝ちー!さすがキルア選手の妹!その美しさに、ネットでは毎回大炎上!「エルフちゃんに蹴られたい」などのコメントが殺到し、ファンクラブもできる始末です!あの小さな体にどれほどの力が備わっているのか!快進撃はまだまだ続きます!!!」
あ、そうなんすか。なんかすいません。
てか、ファンクラブなんか出来てたんすか。
キル兄のファンクラブができてたのは知ってたけど・・・。(ちなみに、あたしはキル兄のファンクラブ副会長をやってます。え?きもい?だってやってみたかったんだもの)
とりあえず、個室に戻る。
ですが、ね?100階にいったはいいものの、そっから進まないんでよねー。
油断してたぜベイベーと強がってみますが怖いです。一歩間違えればフルボッコですからね。
とりあえず、自分へのご褒美としてなんかお菓子買って帰ることにします。

それが、いけなかったんだよねぇ。






***



「あー、早く家に帰ってお菓子食べたーいvv」
と、前も見ず浮かれてたのがいけなっかったんだ・・・・。
ドンッと、一昔前の少女漫画張りに人とぶつかってしまいました。
「イッタッあ、すいません。けがとかあr「「あ」」
うそだろ?!!!
ななななんで?!
「すいませんでした。急いで帰りたいので失礼s「ちょっといいかな?」



「うそだろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」



***



「団長ー例のあの子連れてきたよー」
「ちがいます!人違いです。あなたみたいな童顔な美形さんなんてしりません」
「ああ、エルフか。久しぶりだな」
ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
なんでいんだよおおおおお。

エルフ=ゾルディク6歳
泣く子もさらに泣く幻影旅団の一人に拉致られました。




「で、なんのようだいクロロさん。あたしは、さっさと闘技場に帰らなきゃいけないんだけど」
「何故あそこにいる?」
「父さんに200階に行くまで帰ってくるなよと言われ、無一文で放り込まれたからです」
今の発言で、若干可哀そうなものを見るような眼で見られた気もするけど、気のせいと思いたい。
てか、気のせいだよね!!!!


「オホン。とりあえず自己紹介でもするか」
「まったくもって必要性を感じられないんだけど」
だって仲間になるわけでもないんだよ?!!
「いいじゃん別に。ね?みんな」
ちょっとシャル?!!!ふざけんな!!!
「知っての通りクロロだ」
勝手に始まってるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
「シャルナーク。シャルって呼んでね」
うん。もう呼んでる。
「シズク」
あ、掃除機の子だ。
「コルトピ…」
目、見えてますか。
「フェイタンね」
手に拷問器具のカタログを持ってるのは見なかったことにしよう。
「マチだよ。よろしく」
かっこいいっす。
「ぱくノダよ。みんなからはパクって呼ばれているわ」
美乳ですね。わかります。
「フランクリンだ」
フランケンの間違いじゃないでしょうか。
「ノブナガだ」
日本人?!!!まさかの此処にきての日本人?!!!てか着物ってどこの時代だよ!
「フィンクスだ」
眉なしですねまる
「ボノレノフだ」
ミイラ?
「ウボーオギンだ。ウボォーでいいぜ」
「うん。とりあえず、よろしく・・・したくないな。うん。あたしは、エルフ」
で、あたしはどうなるんでしょうか。
的なことを言ったらクロロが爆弾を落としてきた。






「なぁ、エルフ旅団に入らないか?」



・・・は?

「わんもあぷりいず。クロロ」
「だから、旅団に入らないか?」
空耳…じゃぁないよね。うん。
「でも、あたし弱いよ?旅団の誰かと戦っても開始2秒で殺される自信があるよ?」
「どんな自信よ・・・」

-20-
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