小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『此処にきての拷問ですか?×フェイタンでも嫌です』
※ちょっとグロいです。気を付けてください。人により、ちょっとどころじゃないかもです※





最近、キル兄が反抗期だ。
シリアスは大嫌いなのに。いや、これってシリアスなのか?
まぁ、なんでかって言うと…。




「だから、こんな職業継ぐかよ!自分の将来は自分で決める!」
「なんでですの?!!キルには殺しという才能があるのに!!!」
「そうだよキル、お前の転職は殺しだ」
父さんは怖い顔して殺気出しまくってるし、義理母≪母さん≫は、涙ながらに力説してるし…。
なんていうの?期待されてるって大変ね。(ちなみに、エルフは期待されていてもプレッシャーを感じず、むしろいろんな意味で裏切っちゃうような子なので何とも思ってない。てか、期待されてるのにきずいてない)
「ああもういいよ!!部屋に戻る」
「ちょっキル!」
うわ。ちょっと何この空気!やんなるなぁ。
あたしも、キル兄を追いかけることにしました。(作文か!)



***



「キル兄ー?いるー?」
「ああ。居るよ」
「入っていい―?」
「…いいよ」



「いや〜ちょっとこの前のゲーム貨してくんない?」
「いいけど?」
やった〜っと、キル兄に近ずくとカードらしきものが目に留まった。
「(ハンター試験応募カード?もしかして、キル兄どっかいくのかな?)」
「なぁエル?俺がどっかいくとしたらお前、どうする?」
「どこまでも付いてきますキリ」
「…やっぱり?」
「うん」
「そか。やっぱりああするか…」
何が?と聞きそうななったがスル―することにした。
ハンター試験か。
そういえば、メインキャラクター(どこのどいつだかは知らない)がいたっけ。
あたしも行きたいな〜なんとなく野生の勘が行けって言ってる。
実際、此処にいると訓練だの殺しだとかだからな。
とりあえず、あのカードってどこにあるんだ?



***



そして今あたしは、幻影旅団にいます。
だっとぇシャルがハンターだし、何か知ってんじゃないかと思って。
ホントなら、今回の仕事はパスしてたけど、そうゆうわけで読書中です。(何故故そうなった)
「あ、そうだクロロ、あたしハンター試験受けることになったから」
「は?!…ゴホンいや、失敬何故だ?」
「キル兄が行くから」
「…お前、ブラコンか?」
「そうだよ」
「「「(え、認めちゃうの?)」」」
なんか、変な声が聞こえてない?気のせい?てか、いいじゃんブラコンでも!キル兄バンザイだ!!!
「でさ、シャルナーク氏今年度のハンター試験会場って何処だい?」
「え?ああ、ちょっと待って、えーと…あ、ここだz「ちょっと失礼するぜ?」
聞こえてきたのはなんか知らんが筋肉だるま。
え、何何。新しい仲間?聞いてネエヨ。って顔でクロロを見たら、知らんと首を振られた。
なんだ?「お、こいつか兄貴?」
わあっつ?
え?あたし?なになになに、あたしは人に恨みを買うことなんて…してますけど!凄いしてますけど!だからってなんなんだよ!迷惑だよ!
文句を言おうと口を開きかけたとき、新しいやつが入ってきた。
「そうだ」
いっきに空気が変わる。
怖い。父さんぐらいかな?え、まじで何の用ですか。
「ちょっと借りるぜ」
そう男が言った瞬間、あたしは



                       拉致られました。


いやいや、ふざけんなよ!!!!




気が付いたらあたすは、拷問部屋と思しき場所にいた。
手首を縛られて…。
は?手首を縛られて・・・?
何プレイだよ!
あんたらはロリコンかぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!1
「やぁ久しぶり。エルフちゃん?」
は?何この声…。


「覚えてる?ルシカだ」
目の前にいるのは美形さん。
あいつだ、







            



            母さんを殺した奴だ。







ホントなら、怒りが勝つはずなのに動けない。
赤ちゃんだった時とは違い、ハッキリわかる。
こいつ、強い。

「目的は…何?」
「ふっ可愛げのねぇガキだ。お前の力だ、と言いたいとこだが、


               蜘蛛の情報を教えろ」



さっきまでの、愛想笑いをなくして殺気を出しながら聞いてくる。
「何故?だって、顔や名前は知ってるでしょ?」
「ああ知ってる。俺が知りたいのは団員の能力だ」
団員の能力…。
確かに知っている。
クロロとシャルとマチとパクそしてシズクの。
よくわからないけど、念の力らしい。
こいつらの目的はそれか。
周りは窓一つない小部屋。きっと地下室だ。ドアは一つ。
しかもかなりのてだれが2人体制…。
関節を外せばきっとほどける縄。
でも、逃げ場がない…。
「ああ、そうだ逃げれば殺す。ただし、しゃべれば逃がしてやる。どうする?」
「やだ」
「そうか、なら拷問でもするか」
ビクッと、肩が跳ねる。
大概の拷問は耐えられる。
でも、痛いことには変わりない。
「うわっ究極の2択」
「あたりまえだ。さあラストチャンスだどうする?」
「やだ」
「そうか、おい、足を折れ」
ボキッ
「ったぁ…」
嗚呼。此処で死ぬかもパトラッシュ。





***





エルフがさらわれた。無機質な空間に取り残されたクロロたち。
最初にしゃべったのはシャルナークだった。
「どうする?団長」
「決まってる。助けるぞ」

-27-
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