小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『マジキチ×キチガイ×カンベンデス』









「うわぁ。あと2日間以上あんじゃん。この時間をどう潰せと」
「僕と遊ば「とりあえずー、」
ああー!!ヒソカと密室空間なんて吐き気がする!!
よし。こうゆうときは、若もんの必須アイテム携帯でつぶそう。
そう思って、携帯を開けると、
着信履歴:185件
メール履歴:285件


差出人:プリン団長



プ リ ン 団 長 だ と ? !



ああ、クロロかって、「クロロおおおおおおおおおおおお?!!!」
「?」
ああ、良かったよ。誰もいなくて。
クラピーなんかに聞かれたらそっこーであたしの首が飛んでた。
それよりも返した方がいいかなぁ。
あ、マチとかシャルもある。
暇だし、電話でもするか。
それよりもさ、クロロんってこんなキャラだっけ。


2回目のコールも終わらないうちにマチは出てきてくれた。
やさしいぇ(*^ω^)
おっといけない。
最近2ch要素がてんこ盛りな夢小説ばっか読んでるからね。てへ☆
あ、すいませんすいません。
調子のりました。
まぁ、そんなことは置いといて、
「もしもしー?マチー?元気ー?」
【元気なんてもんじゃないわよ!!!もー、あんたがいなくなってから大変で大変で!!
なッ?!エルフか?!!心配したぞ?!!てか、何故でない!けがしてないか?
あ゛ー!団長五月蠅い!!元気?なんか困ったことない?】
上から、マチ・クロロン・シャルである。
まぁ何とも元気そうで安心した。
てか、みんなフリーダムというか通常運転ですね。
「あー、大丈夫大丈夫。かな?若干貞操の危機にあったけど」
【なに?!どこのどいつだい?!今すぐつるしあげてやる!!】
ああー。まずいこと言っちゃった?
まぁいい、乗りかかった船d「やぁマチ、久ぶり〈ハート〉」
「ぎゃああああああああああああああああ!!!!」
【その声、ヒソカ?!!
ヒソカ、エルフに手を出したらただじゃ済まさないぞ?!!!
貞操の危機って、絶対ヒソカだよね?!!】
うわー。
あたしってばいつからこんな愛されキャラになっちゃたわけ?ちょっと怖いわぁ。
その後、マチたちと1時間余り話してあたしは電話を切った。
切るとき、毎日電話よこせっていうクロロの発言は聞かなかったことにしよう。






ふう、と満足げにうなづいたとき、誰かが来た。
まぁ、なんとなくゴンたちじゃなかったから無視したんだけど…
「イル兄ぃ?!!」
「「?!」」
「あ、すいません間違えました。イル兄ぃはこんな顔じゃなかった。なんか気配からしてそうとしか思えないけど顔が違う」
「エルフ、本音だだ漏れだよ〈クラブ〉」
「は!!」
いつものとおりボケ倒してるエルフを見てギタラクル(イルミ)は舌を巻いた。
まさか、嗅ぎあてられるなんて。
変装しといてよかった。(と、いうかエルフが単純で)
じっと見ているんのにもかかわらず、エルフは寝始めた。
どこまでもマイペースである。そういや、もう寝る時間か。エルって10時間睡眠とってないと機嫌悪いんだよね。
そんなことを考えながら、時間は過ぎてゆく――――――――――――。

















***














ハンゾーは困っていた。目の前には、トランプ壊しながら快感にひったっているピエロと、
始終カタカタカタカタカタカタ言いまくってるキチガイにしか見えない針人間と、
そんな中でも寝てるハイスペックな少女だけである。
ああー、喋りたいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
一人悶絶していると、いきなり話しかけられた。
「おい、ハゲ」
「お・れ・は・ハ・ゲ・じゃ・ね・ええええええええええええええええ!!!!!」
「じゃあ、若ハゲかい?どっちにしてもかわいそうだね」
「うるせー!!オレの名前はハンゾーだ!!!それにこれは剃ってるんだ!!」
「あー、寝すぎた。寝違えた」
「話を聞けえええええええええええええええええ!!!」





はぁ。話しかけやすそうだったんで話しかけてみれば、ものすごいツッコミ人か。
イジリがいがあるな♪


「それよりもさ、あんたジャパーン人だろ。そうだろ。そう言え。言わないなんて言わせねえ」
「おま、いやそうだけどさ…なんでわかった?」
「だって、オレってば忍者してます☆みたいな格好じゃん」
「ああ、確かに」
その後、忍者について聞きもしないのにペラペラ喋ってるから一人でしゃべらせといた。
早くゴンたち来ないかなぁ。
つまんね。





***




「いらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいら」
「だ、大丈夫か?」
「大丈夫じゃなゎあああい!!!!キルア、ゴン、クラピー、かっこリオレオ、おっせえええええええええええええ!!!」
「うわ、ひでえ。リオレオって奴おまけみたいじゃないか」
「だって、あたしの中で可愛いが正義だから。美男美女、可愛い子大好きです。残念だったね。禿は好みじゃないんだ」
「はあああああああ?!!!」
ハゲゾー玉砕。





「ん?キルアとゴンの気配がする」
「あ?そんなんわかるのか?」
「伊達に7年間あのマジキチチートな奴らから逃げ回ってたわけじゃないからな!!!!」
逃げることにかけては負ける気がしない。と胸を張るとハゲゾーに苦笑いされた。
そりゃそうだろうなあ!!!



次の瞬間、扉が開いた。
「ゴン!キルア!クラピカああああああ!!!心配したぞおおおおおおおお!!!」
「うお!」
「エルフ!!」
「無事だったのか!!」
「おい、オレは?!」
「知るか」
2日ぶりの癒しを求めてあたしは、キル兄ぃとゴンに飛びついた。
うん。可愛い。
癒される。
ヒソカとの密室に耐えてよかったあ!!!





















『第3次試験、26人通過!!(うち、一名死亡)』

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