小説『とりあえず転生したらキルア君の妹になったイラストレーターのお話。』
作者:みちる。()

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『カテルキモシナイガ×マケルキモシナイ』










個人的に大切かどうかわからない面接を終え、あたしたちは協会が運営するホテルに到着した。
貸切とか・・・・・。
いや、うち≪ゾルディック≫もかなり金持ちだけどさァ。なんか改めて聞くとこのブルジョワがッ!ギリイみたいなリアクションとっちゃうんだよね。てへぺろ。
ちなみに、最終試験前はずっと纏の練習だったよ。くっそ疲れた。
そんで、あの変態クソピエロオォオォォォォォォォォォオオオオオ!!!!
なんかあたしが念を覚えたら眼の色変えてさァ!!!
なんか、「くっくっくああおいしそうだ◆」みたいな声が聞こえてきちゃうんだよこんちくしょォォォオオオ!!

さて・・・話を戻しますか。


連れてこられたのは、ひっろい広場的なとこ。くっそ、くっそ!
目の前にはなんかホワイトボードに布がかかっているのを持っているネテロの爺さん。いやな予感シカシナイ。
ぶっ壊したいな・・・・。


「最終試験は1対1のトーナメント形式で行う。その組み合わせは・・・・こうじゃ!」
ドヤ顔で布をとるたぬ・・・じゃないネテロの爺さん。
みんな驚いてるよ。え?あたし?あたしはいやだなァいやだなァアピールを一生懸命している最中だよ。
悪いか。
「さて最終試験のクリア条件だが至って明確!立った1勝で合格である!!」
だからドヤ顔やめろよ。
え?てことは、不合格者1名だけ?え?てことはキル兄ぃだけなの?道連れじゃなゎくぅてぇ?
え?キル兄ぃが受かんないのにあたしが受かるわけないじゃん。
あたしが一人悶々と考えている最中にネテロの爺さんとキャラがかぶっている人がいちいちいちゃもんつけているけど気にしないわ。

でもなんかキル兄ぃは納得してないみたい。あれだろ、ゴンより下でしかもあたしよりも下だからだろ。
え?あ、あたし?あたしは、ゴンvsハンゾーの敗者と戦うんだよ。
・・・あ、わかったわ。キル兄ぃが不合格の理由。
キル兄ぃ誰か殺しちゃったんだろ。キャー怖ーい。


にしてもまいったか…。原作知識ってホント便利だな・・・。
まじで神にコミックスもらおうそうしよう。





「それでは最終試験を開始する!!第一試合、ハンゾー対ゴン!私立会人を務めさせていただきます。マスタです」
マスタードさんですねわかります。てか、メンチちゃんと言い名前があれだよな。・・・・あたし含む。




「つか、ハゲゾーうるせェ」
「口は悪いが全力で同意だ」
「まじで?やっぱりクラピカ判ってる!」
「・・・」



さてと、頑固なゴンにおしゃべりな忍者か・・・。波乱の予感。



「つか、あたし達を尾けていた人なんてどうでもいいから!」
「もしかして、お前も気づいていたのか?」
「レオ・・・じゃないリオレオ気づいてなかったの?」
「レオリオじゃい!」
「ふーん。あたしは友達になったけど」
「「「「「おかしいだろ」」」」」
「てへぺろ」
あ、なんか始まった。


先手必勝とばかりにダッシュするゴン。
うん。たぶんそれ倒されると思うよ。
あたしの予想どうり手刀で倒されるゴン。うわァハゲゾーえげつねぇ。あれ、頭グルんグルンするやつでしょ?
そこから拷問タイムー。ktkr的な。
ハンゾーまじであいつ一回どぶにでも沈まないかな。
ああゆう拷問ってホント嫌よね。フェイよりましだけどさー。だからっていいってことじゃないよねー。
3時間過ぎたところでレオリオが切れた。
ありがとう。君のおかげで頭が冷えたよ。
大丈夫大丈夫。ゴンならできるよ。
ハンゾーだからお前一回どぶに沈めよ。



とりあえず、ゴンの骨折るとかてめェふざけんなよ☆
そこから、忍びについて延々と語り始めるハゲ。
まじでうるせェ。
そう思っていると、ゴンが仕返し(ハゲに顔面キック)してくれたぜひゃっほい!



そこから、ハゲが腕を切るとか言ってるけどあいつ頭大丈夫かな。ゴンの腕切ったらあたしが許さないお☆
かなり思考が壊れ始めたところで、ゴンの天然発言ktkr!
「くくく・・・、さすがゴン!最高だよ!!」
「?」
もうまじであの子うちに来ないかな。



あ、あと訂正させてもらうと切れた足はくっつよ。マチ姉ぇがやってくれるよ!
マチ姉ぇバンザイ!!!



そっからは、なんやかんやでハンゾーがまいったと言ってくれた!おかげで血祭りに上げなくてすんだよ。
誰を?あのハゲをだよ決まってんだろ。






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