小説『Tales Of The Abyss 〜Another story〜 』
作者:じーく()

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#43 バチカル廃工場?




























イオン side




イオンを…連れ去ったのは…六神将の1人鮮血のアッシュだった。

アッシュともに、 同乗している際…彼の顔を見つめた・・・

「何をジロジロと見ていやがる… お前に取っちゃ知らない顔じゃないだろう…」

そうイオンに言い捨てた。

「!!」

イオンは俯いた…

(ルーク…【貴方も】…)

何かを確信したイオンは…そう思っていた………。







side out












ナタリアを新たに加え、奥へ進んでいく…

「皆さん、急ぎましょ!」

少し早足で、進んでいく…

「なにあれーー!お姫扱いしないで!って言ったのに仕切っちゃってさ!!」

アニスもちょっとご機嫌斜め…。

婚約者がいれば……当然玉の輿も…… 苦笑

「ナタリア!急ぐと危ないわ!ゆっくりいきましょ!」

そしてティアがそう言っていた。

これは…ちゃんとした意見だよ?

アニスも…そんな感じで言えば良いのに…… 苦笑







「ったく…いいのかねぇ…」

ガイがそう呟くと…

「おもりやくは大変ですね…同情します!」

ジェイドがそうはっきりという…

「あんたはしないってことだな…?」

ガイがそう言うと…

「はっはっはー!当たり前じゃないですか〜 謹んで辞退 しまぁす!」

素晴らしい笑顔…

「そう言うガイだって………。最近はルークをなだめるの俺に頼ってたじゃんか…」

人のこと言えない!ッという感じで、じとーっと見つめる… 苦笑

「まあ…なんだ その… まあ がんばろーぜ?」

なんだよ!それ!!

「何をコソコソと話していらっしゃるの!?」

ナタリアがそう怒る!

すると…3人はすぐさまお手上げする!まあ…ジェイドはあげてないけど… 苦笑

「おやおや… 怒られてしまいましたねぇ…」

ケロっとしてるくせに… 苦笑

ルークはルークで張り切って ついてこーい!って言ってるし…

なーんか、不安だな〜と思っている人数が多いのだった… 苦笑











暫く歩いていると…

更に薄気味悪く…暗い場所に…

「まだ歩くのかよ…」

「まだ、出口ではありませんの…?埃っぽいしジメジメしてますし… 嫌なところですわ…」

そう言うと…

「嫌なら帰れよ!」

っと一言!

「ってルークから言ったじゃん…」

突っ込みを入れる。

「オレはいいんだよ!!」

なんだよそれ…はぁ…

親善大使ッというより…

ガキ大将?

「んだ!!?」

「なんでもなーいよ!」

やれやれ…

「はぁ… ほんとに帰れば良いのに…!」

アニスが…なにやら更に嫌な顔を… 苦笑

「何かおっしゃいまして!?」

ナタリアが振り返る!

「ああん!ルーク様〜 怖〜い ナタリアがいじめるの〜〜&#9825;」

そう言ってルークに抱きつく!

「あー もう!ひっつくな!!」

すると今度は…

「ルーク!そんな子供と何をべたべたくっついているんですの!!」

ナタリアが…

「だぁ!!こいつからくっついてきたんだろ!!」

反論!すると今度はアニスが…

「ルーク様は若い子が好みなんですよね〜?」

抱きつきながらそう言う…

「若いというより幼いですわね!私とルークには積み重ねた歴史というものがあるのですよ!!」

「でもでも!若い方がこの先ももーッと!長く一緒にいられますしぃ! これから私!ルーク様色に染まっちゃう!!」

「あーー!もう!はなれなさい!!」「ルーク様〜〜!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・

「お前らうぜーー!!」

ルークは離れていった…

「「ルーク!」様!!」

はぁ…

「これが所謂… 一夫多妻?」

「違うでしょう、まあ 表現は間違ってないと思いますが… ここはハーレムと呼びましょう。」

「おまえらなぁ…」

男性陣も…色々といったご様子…


そんな中…ティアだけそわそわしていた。

「ん?ティア?」


「あああ!!!!」


ジェイドがそれに気付き…声を掛けた瞬間、ティアが跳ね上がるように飛び上がり…叫ぶ!!

そして…

皆注目する…

「///えっ!!」

固まるティア・・・

「どうしたの?」

アルがそう聞くと…

「なっ…なんでもないわ!!」

慌てている…

「いい加減ルークからはなれなさい!!」

ナタリアはナタリアでまだまだアニスとバトル…

「だってぇ〜 ここ暗いし…ジメジメしてるしぃ〜〜お化けとかでそうだs「でないわよ!!!!!」??」



「「「「「「???」」」」」」



「///へっ!!!でっ!でないんだから!!そんなもの!でないんだから!!」

ティアは足早に先へ行こうとすると…天井からぶら下がっているコードにぶつかり…


「きゃあああああ!!!!」


再び叫ぶ…これって…

「「「「「「・・・・・・・」」」」」」

みんなの視線が再び…

「なっ!なんでもないわ!!先へ進みましょう!!」

そして…再び足早と…


「怖い…ようですね。」

「嘘だろ?」

「あはは…何かティアの違う一面を見た。…なんか可愛いな。」

微笑ましいじゃん。そういうのって。

ティアは違う!って必死だったけど・・・ 苦笑











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