「う〜〜〜〜ん。うん?ここは…」
俺はここの景色を見て驚いた。
「ここは、前の家の俺の部屋のまんまじゃん」
そう。今、俺が起きた場所は言うまでもない。
ほとんど精密に再現してあった。変わっているとすれば…
「やっぱり…」
俺が見た方向は窓だった。
窓から見える景色は前とは違った。
「はぁ〜あ。外に出て道を覚えないと?」
俺は勉強机の上に置いてあった手紙に気が付いて開けた。
『零輝さんへ
気ずかれているとは思いますが、この家は零輝さんの前世の家をモデルに作ったので
大体が前世のままです・・・が、この世界の一部〈バカとテストと召喚獣〉の小説は
流石に持ってくることは無理でした。
そのかわりに、あなたの親がいた部屋は研究室としましたので
新しいアイテムを作るときに利用して下さい。
さらにそこにライダーが使っていたお助けアイテムの資料も置いときましたので
0から作る以外は役に立つと思います。
それと無一文だと生きられないので、通帳を一緒に送りましたので後で見せてください。
毎月振り込んどくので心配はないです。
手紙は、知らせがある場合はまたここに置いときますのでチェックしてください。
女神より』
俺は手紙の封筒に一緒に入っていた通帳を見た。
その金額は……
「50億!!」
俺は1度、驚いたが研究などをするため受け取った。
そのあと俺は、最初の目的であるここら辺の地理を把握するため外に出た。