小説『仮面とテストと召喚獣』
作者:daiki1211()

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零輝side

「うーーん。ここどこだ?」

俺は今、迷っていた…

勘などを頼りに歩きすぎたため自分の家に

戻る道まで分からなくなってしまった。

俺が止まって考えようとしたとき

「どうしたの?」

と、話しかけてきた茶髪の男に会った。

零輝side out

???side

黄緑色の髪の人が、ここら辺を行ったり来たりしていたので

怪しく思い声をかけた。

「どうしたの?」

俺は念のため学校でいつもやっているバカな振りをしながら話しかけた。

そしたら、男が

「いや、ただ迷っただけだ。ここに来たばっかりだからな」

(ここら辺にきたばっか?文月学園に転校するやつか?)

俺はこの男の疑問が増えたように感じた。

そのため俺は、

「じゃあ、僕がこの町を案内するよ!暇だったことだし」

少しでも多く話したいため案内することにした。

「ああ、よろしく頼むよ。えぇ〜と」

「僕の名前は吉井明久。よろしくね」

「俺の名前は松葉零輝。よろしくと言いたいとこだが」

(なんだ?)

「お前…学校などでは演技と言う仮面をかぶっていっているだろう」

(なんでわかったんだ!?)

「何でそう思うの?」

「お前の気配とお前の動作が合っていないんだよ」

(面白い見分け方だな)

「よく分かったな…俺のことを見破ったのはお前だけだよ」

「ま…まあなっ。歩きながら話そうぜ」

明久side out

零輝side

自分で言った後にびっくりした。

(何にもしていないのに、原作から離れてるじゃん)

と、思ったが質問したいことがあるため

その考えをすぐに振り払った。

-3-
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