小説『とあるUMAの伝説物語』
作者:神死槍()

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上条当麻は考えるのを止めた。その理由は上条当麻自信は分かっていない…だが、なぜか頭が、考えるのを止めろと、上条当麻の体に命令を出すのだ。
すると、又馬はこう言った。
「けど、その日をさかいに、異変が起き始めたんだ。頭がしょっちゅう、痛むようになったんだ…」この言葉を聞いて、上条当麻はすぐに、質問する。
「なんでだ?」ただ一言だった。しかし、この言葉しか思い浮かばなかったのだ。
「その当時は分からなかった…けど、今は分かる。頭をいじくられたんだ…そして…」
「能力を頭に叩き込まれた…」上条当麻がそう言うと、又馬はコクりと頷く。





まぁそんなこんなで、いろいろあったのだが、なにせこの男には、昨日の晩だけでは無く、朝からも、驚かされている。
まず朝から、どんな宿題をやってるのかと聞きにきて、そうと思えば、銀行に着いてこいと言われ、着いて行ったら、銀行強盗に間違えられ、なんとか誤解を解いて、無事に、ATMからお金を取り出す事になったが、通帳を見れば、明らかに、0という文字が、10個は並んでいて、俺は腰を抜かしてしまう始末…なんとまぁ…不幸が続き、今はこうして休憩しているわけだが…なんともまぁ…
「不幸だ…」

「昔っからだよな…」又馬が上条当麻の横でそう言った。
「なにが?」上条当麻は面倒臭そうに…答える。
「『不幸だ〜』って口癖…」又馬は笑いながらそう言った。
「そうか?あまり記憶に無いけどな…」まぁ実際の所無いんだが…上条当麻は悲しそうにそう心で笑った…
その時、又馬と上条の前を、多分、風紀委員に向かう、初春と佐天が通った。どうやら、こっちには気づいていない様子。
「あの子は…昨日風紀委員にきてた、確か…佐天さん…まずいな…引ったくられるぞ…あのカバン…」又馬はそう言うと、カバンの中から新しい腕章を取り出して、右腕につけた。そして…又馬が予言してから、10秒後、それらしい男が佐天と初春の後ろに近づいていった。
そして、佐天のスクールバッグを引ったくった。
「あ!!引ったくっ…」佐天がそう言いかけた時、引ったくり犯は地面に張り付いていた。そして、引ったくり犯の目の前には、又馬が立っていて、引ったくり犯が引ったくった佐天のスクールバッグを持っていた。そしてこう言う。
「風紀委員だ!!引ったくりの現行で拘束する。」


「ありがとうござ…います」佐天はすこし戸惑いながら、お礼を言う。又馬は笑って答える。
「風紀委員として当然の事をしただけだよ」そうすると、初春が報告にきた。
「又馬さん!!警備員に報告しました。」
「おぉ!!初春さん仕事早いね〜!!」又馬は感心した目で初春を見る。

「さぁて…そろそろ仕事場に行くか…」又馬はそう言うと、上条当麻の所に行き、事情を話してそこで上条当麻は帰っていった。


「ふぅ…なんでこんなに始末書が?」又馬は机に山積みになっている書類に手をつけ始めた。
「それは…あはは…」白井と初春が笑ってごまかす。又馬はため息を一つついて、また、書類に手をつける。そんな雰囲気に耐えれなくなったのか、白井は
「わ…わたくし、み…見回りに行ってきますわ!!ほ…ほら…初春も…!!」そう言って、初春を引っ張って行った。
「ちょっ…初春!!……」一人置いていかれた、佐天は、せっせと、宿題をし始める。分からない問題も適当に答えを書きながら、進める。なんとかして、この空気をどうにかしたかったのだ。すると
「そこ、2xじゃなくて、8xだよ…」又馬が10メートル位離れた机から佐天がやっている、宿題の答えを教えた。
「え…!?あ…あぁ…そう…ですね…あ…ありがとうございます…」そして、また沈黙の時間が流れる。



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ども〜神死槍です(^^ゞ

今回は、能力を沢山使う又馬ですが…果たして…この先どうなることやら…

質問や、感想はどんどん言ってください( ̄▽ ̄)ノシ
お答えできる範囲で答えます。辛口コメントは勘弁を…

それではまたこの場所で会える事を願いながら…次の話を作成します!!

それでは(^_^)ノシ

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