小説『とあるUMAの伝説物語』
作者:神死槍()

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こうして、二人は五日間(五年間)の修行を終えて、又馬の作った時空間から帰ってきた。又馬は佐天に、五年間の間、催眠術で、長い五日間を過ごしたという錯覚を覚えさせていた。つまり又馬は、五年間の間、ずっと五年間佐天と過ごしたが、佐天はたった五日間しか過ごして無いと思っている。

「はぁ…久っしぶりの外だー!!どう?佐天さん?能力はちゃんとこの世界でも使えそう?」又馬は、佐天に笑顔で、質問する。
「分かりません…けど、大丈夫と思います。ちょっと試してみましょうか…」佐天は窓を開けて、手を出した。そして、少し経つと、手を引っ込め、窓を閉めた。
「大丈夫…使えるみたいです。」佐天は嬉しそうに、言ってきた。
「そっか…俺は仕事が溜まってるから、取り合えず、風紀委員に行くけど、佐天さんはどーする?」又馬はいつものように軽く、佐天に聞く。
「今日は…」佐天は部屋にかけてある、カレンダーを見つめた。すると、何やら、予定が書かれている。
「補習か…」佐天はガッカリしたように、肩を落とした。又馬は、笑いながら、佐天の近くに行き、慰めた。
「大丈夫…佐天さんは、五n…五日間、必死に、勉強をしたんだから…補習授業なんか目じゃないよ…それじゃ…」又馬はそう言うと、消えて行った。多分、空間移動をしたんだろう。佐天はそう思った。



又馬は歩道を歩いていた。
「ふぅ…五年ぶりか…外の世界は…取り合えず、急がなきゃ…」その時、後ろから声が…
「テメェか…level6って奴は…」
「?」



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どうも神死槍です(^^)/

前回の投稿時にコメントをしていただきました!!
本当に嬉しかったです!!

一つ言っておきます。
又馬の一人称は、「俺」です。たまに、「僕」となっているとこも、ありますが、そこは、「俺」と思ってください。

これからも、どうかよろしくお願いしますm(__)m


それではまたこの場所で会えるように…今日はさようなら( ̄0 ̄)ノシ

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