小説『とあるUMAの伝説物語』
作者:神死槍()

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ここは学園都市、230万人の学生が住んでいる。
能力開発をしている割に学生のうち六割が無能・・・つまりは、
leve0らしい。

らしいというあいまいな表現をするのは、
俺が今回、初めて学園都市に来たからである。


俺はもう17歳だってのに、今になって学園都市に行けと親に言われたから
学園都市に来たわけだが、・・・・・・ただいま絶賛迷子中である。


だってそうだろう?初めて来た街で、いきなり此処に行けと言われたところで
そう簡単にいけるはずも無いだろう。

さらに風紀委員とか言ってたやつが追い掛け回してきたせいで、
余計にわからなくなってしまった。







---約十分前---





「初春!!目標を発見しましたの!!!」

ツインテールの少女は高層ビルから飛び降り、
空間移動で消えてしまった。
白井黒子の目標はすぐそこにいる高校生ぐらいの男。
案の定、男は気付いていない。黒子が男の体に触れた瞬間、
男の視線は人ごみの街並みでは無く、広い青空になった。
さらに服には針が刺さっており、体が動かない。

「えっ・・ちょっ・・・なになになに???」

男は混乱していた。

そこに白井黒子が来て、
「風紀委員ですの!!ご自身が拘束される理由は言うまでもありませんわよね?」
白井黒子は不適に笑った。


「いやいやいやいやなんで俺が拘束されんの?!俺さっき学園都市にきたばっかなんだけど!!
悪いことをする暇さえ無かったんですけど!」

男は少し切れ気味にいった。

それを聞いた白井黒子は
「とぼけても無駄ですの!!あなたが連日連夜、能力差を襲っている
殺人鬼ということはすでに割れていますの。」
と手錠を出しながら言った。


「さっきから一人でぺらぺらぺらぺら・・・・少しは気持ちの整理をさせろってんだ!!」

白井黒子が手錠をかけようとした瞬間、男の体が消えた。

「ま・・・まさか、テレポーターでしたの?!」

白井黒子は辺りを見回すがもうすでにそこに、
男の姿はない。




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やっと本編に入れました。
ちなみに又馬真婁は主人公ではありません。
主人公のお父さんです。
となると、お母さんは・・・・・


次回をお楽しみに。



-3-
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