小説『とあるUMAの伝説物語』
作者:神死槍()

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「白井さん…御坂さんやっと見つけました…白井さんが言ってた、その人は犯人じゃなくて…第177支部の新しい支部長ですよ…」頭に花の髪飾りをつけた、女の子が息を切らしながら、御坂と白井に情報を教える。




〜20分後〜
風紀委員第177支部

「誠に申しわけありませんでした!!」白井は又馬希助に頭を素早くさげて謝罪した。その声は、風紀委員第177支部に響き渡るほどで、働いている人達は、みんな、白井を見る。
「いや…全然気にしてないから大丈夫だよ。こっちだって、風紀委員の腕章を無くしてて、自分を証明出来なかったから…非があるとしたら、こっちだよ。」又馬希助は笑って白井を許した。すると白井と同僚の、頭に花の髪飾りをつけている女の子がこう言った。
「だから、白井さんにちゃんとその人は本人か?って確認したのに、白井さんは『間違いなく本人ですの!!』って言って、出て行っちゃうんですもん…」頭に花の髪飾りをつけた女の子は椅子に座り、クルクル回って、だめ押しの一言を白井に入れる。
白井は、悔しそうに初春を見る。普段は、自分が上と思っていたがこの時は、初春の言ったことが、本当にその通りだと思ってしまった事が余計に悔しいのだろう。
すると奥から白井、初春の先輩分にあたる人が出てきた。
「新支部長、始めまして…私はこの二人の先輩に当たります。固法美偉です。」と自己紹介をしてくれた。
「こちらこそ始めまして…俺は、又馬希助です風紀委員の仕事に始めは慣れないかも知れませんが、どうぞよろしく。」又馬も自己紹介をする。そこに、ドアが開き、一人の女の子が入ってきた。
「こんにちは〜!!初春います〜?」
「あ、佐天さんどうしたんですか?」初春が立ち上がり、佐天の元に歩いていった。
「いやぁ〜宿題で解らない所があったから…教えてほしいなぁ〜って」二人は、椅子に座り、佐天が広げた、宿題をやり始めた。回りの視線を完全に無視して…しかし、誰も注意しない。なぜなら、これがいつもの光景だからだ。
「ここ!!ここが解らないのよ!!」佐天が問題を指差して言ったが、どうやら、初春もわかっていない様子。そこに、又馬が行き、問題を解き始めた。五秒も経たないまま、問題を終わらせた。
「はいこれが答えだよ♪」又馬は笑い、宿題のワークブックを佐天に返す。
「うわぁ…凄い…こんな難題を…」佐天は尊敬したように、又馬を見る。
「でも、それは普通じゃ大学生でも解けないような問題だな…」又馬は微笑みながら、腕組みをして、奥の方に入っていき、鞄を持ってきた。
「じゃあなんで、中学生の夏休みの宿題にこんな難題を載せるんでしょう?」初春が難しい顔をして考える。
「宿題の答えの本を丸写しする、人がいるからその対策だよ。」又馬は鞄を背負いそう言った。そして、ドアの前に来て振り返り…
「じゃあ…お疲れさまでした〜!!またあしたからお願いします!!」そう言うと、出ていった。

「ねぇ…初春…あの人だぁれ?」佐天は初春に不思議そうに聞いた。初春は答える。
「この第177支部の新支部長ですよ」



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どうも…神死槍ですm(__)m
今回は金曜日にうPしてみました…自分で言うのもなんですが…

正直な所分かりにくい所が多い気がします…(汗)

こんな事言うなら、書き直せと思うのですが…

すみません…少しご勘弁を…m(__)m

そのかわり、次回からも、頑張りますので…m(__)m

それでお許しを…こんな作者ですが…どうか…見捨てないでください…m(__)m

では、また次もこの場所で会えるように…頑張ります!!( ロ_ロ)ゞ

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