小説『日本式魔術師の旅〜とある魔術編〜』
作者:ヨハン()

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「なんだ・・・これは」


騎士の一人が声を漏らす。

目の前にあるもの、それは怪物か絶望か
ただ誰しもがわかることは、

誰しもが感じてしまうことは


”この醜い怪物に勝つことは不可能である”

これに尽きた。


「ぼさっとするな!!」

「しかし・・・」


騎士団長が空気を払拭するために声を上げるが
騎士たちは絶望に武器を下してしまっている。

誰しもが絶望を連想する中で、その怪物の威圧に負けている中で


ただ一人、怪物を

前を見続ける人物が


「七閃!!」


その一撃は怪物に傷を与えたが、それは微々たるもの。
怪物に致命傷どころか、足を止めることもできない一撃であろう。

そんな一撃であったが、いやそんな一撃であったこそ意味があった。


「見ろ!!
 私たちよりも幼く、未熟な少女が諦めていないんだぞ!!
 それなのに私たちが諦めてどうする!!!」

「・・・っ」


騎士団長が攻撃を行った少女、神裂を指しながら叫ぶ。


「神裂は本来守られるような年齢の少女だ、それなのに守るため敵に立ち向かっている!!
 お前たちはなんだ、お前たちはなにをやっている!!
 私たちの役職はなんだ!!」

「我らは騎士であります!」


騎士団長が一人一人、騎士の目を見ながら問う。
騎士団長の空気に触発されたかのように、空気が徐々に変わっていく。


「我らの役目は!!」

「国を!」

「国民を守る!!」


一人、また一人と武器を手に取っていく


「ならば我らがすべきことは!!!」

「「「「「あの少女と共に戦うこと!!!!」」」」」


その眼には先ほどまでの絶望は無く、今から戦場に行く決意のこもった眼

皆が騎士団長と神裂を見つめる。


皆を鼓舞したのは騎士団長であろう。
しかし騎士団長だけではここまで持ってくることはできなかっただろう。

空気を変える要因となったのは、間違いなく神裂の一撃。
そして彼女の戦う姿勢であろう。

オルレアン解放に貢献したジャンヌ・ダルクのように、


その姿は誰しもが認める、人を導く聖人(女教皇)であった。


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更新です!

恋姫の内容を本格的に考え始めました。


う〜む、過剰戦力になりますね・・・

連れて行くメンバーは忍びを3,4人、武将を10人ぐらい考えてたんですけどね、

ここに恋姫の原作メンバーを入れると、多いですよね〜。


いろんな方の作品を読ませていただいてますが・・・
ここまでの人数はいないことはないんですが、少ないですよね。

でも仲間チートも好きなんですよね・・・・


悩みどころですw


ちなみに連れて行く戦国武将は誰もが知っているような有名どころはありきたりなので、
出す気はあまりないんですが・・・少しは出した方がいいですかね?

信長や信玄を出して曹操と話し合わせたり、
謙信と劉備を話し合わせたりすると面白い気がするんですよね〜


まだまだ白紙の状態なので、何かアイデア・要望・意見があったらどうぞ書いてください。

あとインデックスがヒロインのオリ主小説を誰か知っていたら教えてください。
数作品教えてもらえたらありがたいです。
上条さんの動きを見てみたいです。

もしくはインデックスをヒロインとしたときの、上条さんの動きのアドバイスでもいいです。


では!今後とも応援よろしくお願いします!!

あとコメント24時間受付中です!!

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