小説『ウルトラマン 次元の侵略者』
作者:naked()

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[無用の英雄っ!?]

ということで、光を手にしウルトラマンになったオレだが・・・
オレもすっかり忘れていた。

生き返ってオレは不安もありながら、半分以上わくわくしながら
スパークレンス(教科書にはそう書いてあったし、本人も
そう言ってた)を取り出し怪獣を倒そうと変身
しようとしたが・・・・
怪獣は跡形もなく消し飛んでいて、スーパーGUTSが後始末を
していた。

マ「あれっ?」

ティ「(どういうことだ?)」

そうだった。
今のスーパーGUTSは、人類は、
ここ二百年の間に飛躍的過ぎるほど進歩した。
怪獣一体ミサイル一発で倒せるんだ。

ティ「(・・・つまり、私は・・)」

マ「うん、いらないと思う・・・」

しばらく沈黙が続いたあとウルトラマンが・・

ティ「まぁ、人類が自分で自分の身を守ることができるというの
   は、いいことなんだが・・というか、君知ってたんだろう
・・?)」

マ「いっいや、おっオレも舞い上がってちょっと忘れてた!
  てへぺろ☆」

我ながらキャラじゃないことをやってるなと思った。
しかしホントに忘れてたんだ!
ティ「(それと、もうひとつ聞きたいことがあるだが、)」

マ「んっ、何?」

ティ「(私の知る限り、私の情報は国家機密なのだろう?
    なぜ教材に載るのだ?)」

マ「あぁ、それは・・・」

30年前、国の情報を整理していた職員が、

職「170年近く前の情報?こんなもんいらねーだろ!」

という独断とバカな考えで情報が流出、
国が何百年も守ってきた苦労ががたった一人の
バカのせいで、おじゃんになったのだ。

それにより、国も情報の隔離を諦め
英雄といゆこともあり、20年前から教科書に
載るようになった。

ティ「(なんだか・・、しょうもないな)」

 それから数日

ふたたび例の怪獣が出た。

市民は一切避難しない
なぜならおそるるにたらないから
スーパーGUTSが数秒で倒すだろうと
たかをくくっていていたのだ。
しかし、
今回は少しばかり事情がちがい・・

隊員「隊長!こいつミサイルが効きませんっ!!」

隊長「だめだ!仕方ない、市民に緊急非難要請だっ!!」

突然の非難要請
当然市民は今までそんなことなかったので慌てふためく

ティ「(マモル、我々が戦うとき時じゃないかっ!?)」

マ「うーん・・・」

正直やりたくない
スーパーGUTS特性のデラシウムミサイル(スペシウムの上をいく物質)
が効かない、なんて勝算ほとんど0だろ?てゆう気分

ティ「(諦めてどうするんだっ!)」

っていわれても・・・

マ「・・わかった、はぁ・・・」

ということでスパークレンスをかかげ
いざ初変身!

かつての英雄の出現に市民はびっくり

マ「これが、ウルトラマン・・・たっけぇぇぇぇ!!」
そりゃそうだ。なんせ地上53なのだから。

とりあえずそれは置いておき、

マ「とりあえずゼペリオン光線っ!」

ティ「(っていきなりかっ!!!)」
市民「いきなりかっ!!!×10万位」
と、ウルトラマンと市民のツッコミが炸裂。
そんなことは無視して必殺技も炸裂し、怪獣直撃。
怪獣は虫の息だが倒れず、オレもう一発炸裂。

ティ「(あっ、それはやm、)」

という止めも無視した。オレは早く終わらせたいのだ。

案の定といゆうか、怪獣は四散、
資料で見たようにオレは空へ去った。

マ「ぐふっ・・」

オレは道に倒れている・・

ティ「(だから、止めろと言ったのに・・・
    あれはエネルギーの消費が激しいんだ
    一発で大体人間でいえば、本州一週分だ)」

マ「さっ、先に言え・・・」

体力には自身があったが、もうだめっだぁ・・・

一方その頃・・・

次元をわたる戦士たちが5人・・・

性格には3にんと2機

「噂はほんとうなのでしょうか・・?」

「しらねぇ、だがほんとなら、とんでもねぇことになる」

「どっちでもいいじゃねぇか!うおぉぉ燃えてきたぁぁぁ!」

「「シズカニシテクダサイ」」

という機械音が異次元に響く

-2-
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