小説『ウルトラマン 次元の侵略者』
作者:naked()

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ということで内のクラスに転校生たち。
彼らはどうやら知り合いのようで、
「おい、なんかこれゴワゴワして気持ち悪い
りぃんだけど・・・」
「我慢しなさい、これが学校というところの
正装なんですから。」
「なんかオレもいやだこの格好・・・。」
なんだ?こいつら・・・。
自己紹介ももちろんあり、
名前は、目つきの鋭い不良っぽいのが巨魁零(キヨカイレイ)
紳士みたいなのが、鏡騎士(カガミナイト)
雰囲気が暑苦しそうなオールバックが炎道豪火(エンドウゴウカ)
・・・名前も熱苦しい方っすね(^^;;
残る二人は兄弟らしく、雀守護(ジャンシゴ)雀九(ジャンココノ)いう、
人の名前に失礼だか、かなり無理があるな。

休み時間

オレは飲み物を買いにいくと、
「ちょっといいか?」
と例の転校生に呼ばれた。
こいつはたしか・・・巨魁だったかな?
とりあえず呼ばれるがままについてった。

屋上

「単刀直入に言う。お前がこの世界のウルトラマンだろ?」
・・・!?
「な・・なんで?」
「分かるに決まってんだろ?
オレもウルトラマンなんだから。」
・・・ハァ!?
「って、ことはお前がウルトラマンダイナなのか!?」
「ダイナかぁ・・・一緒に戦ったが違うな。あっ、そうだ。
別世界だからしるわけねぇんだ!すまなかったな!」
ハァァァァァ!!??
ますますややこしくなってきた・・・。
「こら、ゼロ。そんなにいったら誰だって混乱しますよ。」
残る転校生たちも来た。
「すみません。内の不器用さんがご迷惑をおかけしました。
あっ、申し遅れました。私本名ミラーナイトといます。」
「実はこの世界は今、別次元の侵略者に狙われているんです。
そこでわれわれウルティメイトフオースが阻止しようとこの世界にやってきたんです。
しかし、何故かこの世界では元の姿になれず、そこでこの世界にもウルトラマンが
存在すると聞いたので学生にやって変身して警告しにきたって訳です。ここまではいいですか?」
「うん、頭パンクしそうだけどなんとか・・・。」
「おいミラーナイト。お前もたいがいな説明だぞ・・・。」

そのころとある空間・・・

「何故奴らがこの世界にいる!!!」
「まぁまぁ、しかしどうやらヤツら変身能力を失っているようだ。」
「いや、しかし!」
「いいじゃないですか。いまさらどうあがいても手遅れなのですから・・・。」
「・・・そ、それもそうだな。取り乱してしまったな。」
「フッ、ゼロよ。
今回ばかりは、どうにもならんなぁ。この世界のウルトラマンもまだ完全には
覚醒していないようだしな。」
その強大な「チカラたち」は、ひそかにうごいていた・・・。

-4-
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