第55箱 「金よりも大切なものがある事を教えてやろう!」 凛!
そして!!
実況!不知火半袖が考案した最終競技は!!
に決定いたしました!!
あひゃひゃひゃ〜〜〜!っと笑いながら決めてましたね… 苦笑
そして、勿論!全員参加です!
3人で、1人を支えて行う騎馬戦です!
勿論チームワークを要しますよ?
でも…
「なんでオレが後ろなんだ!!」
“ブチブチ…”
「じゃんけんで負けたからでしょ!」
“ブチブチブチ…”
「もー!最後なんだからさっ!もっとチームワーク良くやろうよ!それに、阿久根先輩!僕も後ろにいますから!文句無しでお願いしますよ!」
劉一…大変だね…
「むむむ… 後輩にそこまで言われて、愚痴を言えば・・・流石にワガママか…」
「でしょうよ!」
善吉ふふんっと…
「虫(おまえ)には言ってない!」
「はぁ……」
チームワーク…
難アリだね…
「ため息をするでない!劉一!最後なのだ。全身全霊で戦うぞ!」 凛!
っとlめだかちゃんに激を入れられ…
気合を入れずにはいられないな…
それは、後の2人も同様だった… 苦笑
準備が殆ど出来た所で、
解説の不知火さんから、説明があるようです!
ぽきゅぽきゅッ!
っと独特の効果音を発しながら説明を…
「…でも不知火だたら、な〜んか、考えてそうなんだよね…」
劉一は、むむ〜〜っと実況の方を見ていた。
「まあ、妥当だろうな。」
善吉も同様だ。
勿論だよ!
それくらいさッ!!
って、思ってると…
“ドゴン!!!”
「いたーーーい!!!」
頭に…衝撃が…
「またか…劉一…………」
ギロン…っと見られてた…
もう一発?
「わ!わ!!めだかちゃん!負けちゃう!始まる前に崩れちゃうよ!!今はしっかりと支えてるから!!!」
っとめだかの名前の部分を強調しながら言うと…
攻撃の気配が薄れていった…
「む… それならば…」
そう言った感じだ…
そしてそして…
“おおおおおおおお!!!”
不知火の言葉に会場が盛り上がる!!
さらにさらに盛り上がる!
「カッ!劉一が言った通り!不知火が何かたくらんでやがったな!だが、これは良い!最後まで良い意味で盛り上げてくれるじゃねえか!さすがオレの親友!考える事が違う!」
善吉はそう言うと、実況席の方を向いて…
「大好きだぜーーー!!不知火ーーーーっ!!」
んで、周りの人たちは一斉にこう思ったみたいです…
(((((仲が良すぎて気持ちが悪すぎ…)))))
っと… 苦笑
そんな時!!
“ガコーーーン!!!”
善吉の頭に衝撃が…
「…貴様が誰を大好きになろうと自由だが、しかし、生徒会としての本分を見失うなよ!人吉善吉!!」
我らが生徒会長…だった…
「ぼ……ぼうりょく……ふるった… りゅういち…だけだと…ゆだんして……た…」
しゅうううう〜〜〜〜っと煙上げてるし…
「ははは……僕の気持ちわかった?善吉?」
同情しないもんね!
っと余裕ぶってたら……。
ええええええええええええええ!!!!!!!!!!
「…………………………………………………………………………」
“ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!”
「わああああああああああああああああああ!!めだかちゃん!!めだかちゃん!!!!やめて!!やめて!!!ほんとに崩れちゃうから!!!」
慌てて静止を!!
めだかちゃんは渋々…
何とか…いきなり失格〜〜ってはならなかった……
「もお!!不知火!始まる前に終わっちゃうから!!ちょっと自重してよ!!」
とてつもない覇気を感じながら、必死になだめてます…
そんなのしらないよ!!!!!!!!ってか!あって!!!追加して!!!
「さて…細かいルールなど二の次…有り余った力をぶつける相手は目の前におるぞ……」
めだかちゃん…怖いよ??
「う…うん…」
「お…おう…」
「素敵だ・・・・・・・♡」
三者三様…
いや
1人だけ違うな… 苦笑
んで、めだかちゃんが言ってる目の前の敵と言うのは…
もちろん!
競泳部の3人だ。
「どーします?屋久島さん?」
「そうだな…」
屋久島は、少しだけ、考え…そしてまとめる。
「現在俺達が48pt…生徒会が33pt…つまり、あのルールじゃ、俺たちのハチマキをとりゃピッタリトップに躍り出るな。大してオレタチは生徒会の9ptをゲットすればそれで2位の陸上部と15pt差 仮に陸上部が3位のオーケストラ部を潰しても14ptだからそれでほぼ安全圏だ。つまりは…」
そう…
このルールの真骨頂は!
「甲斐にチャンスを与える救済なんかじゃなく競泳部(おれたち)と生徒会(あいつら)をぶつける挑発ルールってことだ!」
そう結論付く!
不知火は、不敵な笑みをしてるし、間違いないだろう。
でも、競泳部は、冷静(クレバー)だった、
「…そんな挑発に乗る事ないですよー 一銭の得にもなりませんし7位のチームのハチマキを取っても安全圏には逃げられるんでしょ?」
喜界島がそう言う。
「ああ、そうだな。そうしておくか。それで賞金は俺たちのものだ。」
結局挑発には乗らない構えだ。
万事休すか…っと思われた…が!
「なんだ?貴様たち?事ここに及んで逃げるつもりか?」
めだかちゃんがセンスを向けながらそう言う…
「そうつれない事を言わずに かかってくるがよい!さすれば私が金より大切なものがあることを教えてやるぞ!」
ビシッ!!!っとセンスを突きつける!
「もっちろん!めだかちゃんの言う通り!お金よりも大切なもの…そんなのはいっぱいあるだから!」
劉一も助長する!
めだかちゃんはそれを いたく気に入ったのか…
何やら笑顔だった♪ 苦笑
でも…
笑顔のま逆な顔をする者もいる…
(うわっ!ヤベッ!やめてくれや!『金より大切なものがある』なんて禁句だよ!喜界島にはよ!若い生徒会長とその補佐さんよ!)
種子島先輩も…ちょっとビク…っとしていた…苦笑
なぜなら…
「ごめん…2人とも、さっきの発言取り消します。…ムカついた!!だからあの女と男…売り飛ばそう!」
禍々しいオーラをバックに…
そう言い放つ形相は鬼だ…
「お…おう…」
「・・・・・・・・は・・・はは・・・・・」
それには同じ競泳部でさえも萎縮してるし…
短冊さんの一声により、
最終戦争が勃発したのだった!!