小説『めだかボックス 〜From despair to hope 〜』
作者:じーく()

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第59箱 「それは無いでしょう!!校則違反です!!」





































いきなりですが!

箱庭学園のある委員会を紹介します♪

…そんな軽いノリで話すようなトコじゃないけど… 苦笑

それは!

【箱庭学園風紀委員会】

学園の治安の維持を至上目的とする遊撃部隊!

理事会・職員室を始めとする、あらゆる権力から開放された独立特務機関である!

そして、またの名を…

【学園警察】

ンな馬鹿な…って感じだけれども…実際にそうなのですよ〜

それが、これからのお話です…




場所は…

【学園門】




「校――――則!!!」



1人の少女?が大声を上げる!!

なぜか手錠を両の拳につけて!!

手錠でメリケンサック?? 苦笑

そして、その手錠を



“ガチーーーン!”



っと当てて…



「違反です!!!!」



っと生徒達をとめた!!


その生徒の名は…



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

鬼瀬 針音

所属: 一年三組
血液型: AB型
信条: 鉄拳制裁


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





…いや、信条…鉄拳制裁って…… 苦笑

まあ、それはおいといて…



「あなた方の外装には正しい部分が一つもありません!服装の乱れは心の乱れ!よってあなた方の心は乱れきっております!」


がーーーッ!!!っと!!

呼び止められてるのは…

顔の見知った先輩がただ…

剣道場での不良の方々…

善吉を引き込もうとしてボコボコにされた鹿屋先輩…

そして、ラブレター事件?の八代先輩… etc…


「風紀委員会第三部隊所属!この鬼瀬針音の目が黒いうちは!あなたがたのような謎の風体の生徒には一歩たりとも校門を通らせませんよ!!」

うん…

まあ、すッごい生徒がいたもんだ… 苦笑

目が黒いうちはって… 

でもでも…

そんな叫び声にも…



「だって…」「ンな事言われてもな…」「なぁ?」



知らぬ存ぜぬ〜〜☆


「って!!何が知らぬ存ぜぬですか!!」

えええ!!!

怒られた…… 涙

「それに!!あなた方も!何ですか!その態度は!口答えは許しませんよ!!」

…うう、こんな感じで怒ってるんだけど…

一つ物言いがあるのは八代先輩。

「いや 風紀委員さん そりゃあんたの言うとおりなかもしんねーけどよ。だったらあいつらはどうなるんだ?」

そう言って指をさす…

「…?あいつら??」

さした方向には……




我らが生徒会のメンバーが!メンバーが!!歩いておいでに!!!


「ぶーーーーーーーーー!!!」

それを見た鬼瀬は…何やら口から変なものを出しながら…驚いていた。

なんていったって…

言っちゃあ悪いけど、彼らの服装も服装だし? 苦笑



「ななななな!!!あれが!あれでも、生徒の模範たる生徒会執行部ですか!?直訴してきます!!」

ズカズカ!っと立ち去ってゆく…



「…まあ、アンタまだ目は黒いと思うけど…門とおらせてもらうわ。」

そう言って、軽く手を上げると…

八代先輩…そして、他の先輩方も入っていった…

生徒会に感謝しながら… 苦笑















【生徒会室】

「ふぅ…校舎回りの掃除たぁ…しんどいもんだ… ってか、学園広すぎるんだよな。」

善吉が戻ってきてそういう…

「確かに広いけどさ?いろんなイベントやってきて、汚したり、ゴミが出たりしても仕方ないって思うよ。」

劉一がそう言う。

「その通りだ善吉よ!我々の学び舎だ。常に清潔でなければならんであろう。」

めだかちゃん同意♪

「うん…同意…してくれるのはうれしいけど… めだかちゃん…その…抱きつかないで…///」

ぎゅっと…抱きついている……

「とまあ、それはともかく、次の業務内容だが…」

聞いちゃいない…

「あの〜一つ聞きたいんだけど…」

劉一に話しかけてくるのは、もがなだ。

「ええっと…何かな?喜界島さん。」

劉一がそっちに向く。

「その…なんで、髪型が変わってるのかな?って、…それカツラ?」

指差しながらそう言う…

そう…以前日向に吹き飛ばされたカツラをまたつけているのだ。

イメチェン?って思ったりしたけれども…

「それは、俺も思ったね。イメチェンかい?」

阿久根先輩もそう思ったみたいだ。

「いや…その…これはね……」

劉一が口ごもる…

めだかちゃんは、笑顔だ。

「めだかちゃんが付けろって言ったんだよ。「顔をさらしておるから、寄ってくるのだ!!」凛!って言われたんだと。それで、以前つけてたカツラをつけたんだとさ。」

変わりに善吉が説明してくれた…


「そういう事、…何さ…寄ってくるって……」


劉一ははぁ〜〜っとため息を…


「貴様の異能(スキル)だろう!?それを防ぐためだ!」凛ッ


「そんなの…無いよ…僕……………」

苦笑するしかない…

それが証拠に、もがなちゃんも…阿久根先輩も…苦笑いしてるし…


そんな時。


「しつれーーーーします!!!」


ズガーーーーー!!!

っと戸を開ける音と共に、怒声が!

「「「「???」」」」
















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