小説『ハイスクールD×D 史上最強の存在』
作者:黒鋼()

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皆さんはじめまして、作者の黒鋼です。何かもう勢いで色々やっちゃた感が否めませんが、これからも頑張って行きたいのでヨロシクお願いします。

それとこの小説について、いくつか注意書きを。

※オリ主は完全にチートです。
※アーシア以外の女主要キャラは、ほぼオリ主に靡く予定です。
※いろんな漫画及び小説から設定とか能力とかセリフとか技とかチョイチョイパクります。
※更新は不定期&執筆は遅すぎること山の如しです。
※出来ればで結構ですのでコメント頂けると作者的には狂喜乱舞したりしますのでお願いします。


色々長ったらしくベラベラ書きまして申し訳ないです。
それでは本編の方をどうぞ。


















刻SIDE




「ヤダ」



何だコイツは。この悪魔、頭沸いてんのか? てかリアス・グレモリーって誰だよ…。

……ああ!アレだ!サーゼクスの妹だ!そういえば昨晩会ってんじゃん…。



「ど、どうしてか理由を聞いてもいいかな?」



引きつった顔で聞いてくるイケメン。そんな事も分からんのか馬鹿め。



「普通、知らん人にホイホイ着いてったらイカンだろ。常識だぞ?」

「別に変なことはしないんだけど…。ていうか、着いて来てくれないと僕が怒られるんだけどなぁ…」



知らんがな。

てゆうか、もし変な事を俺にしようものなら、妹のレンがマジギレしてソイツ肉体どころか魂まで一族郎党滅ぼされるぞ?



でも今日は黒歌が家にいないからなぁ。

暇になるかもしれんし…。

それに魔王ルシファー(笑)の妹がどれ程の者か気になるし…。

着いて行ってみるのも、また一興か…?



「ん〜、……レンも連れて行ってもいいか?」

「妹さん?」

「ああ、そうだ」

「いいと思うよ?」



いいのかよ。まぁ、まずは電話するか。

そう思い、俺は携帯を取り出し電話をかける。



『prrrr、prrrr はい。どうしました兄さん?』

「レン、今大丈夫か?」

『?、はい。』

「いやな?グレモリーのが俺に来いだとよ」

『…殺りましょうか?』

「止めなさい」



マジで止めてくれ。絶対面倒な事になる。レンは俺には優しいんだがなぁ…。

何処で育て方間違えたかなホント。



「まぁ、なんていうか、一人で行くのもアレだしさ。レンに着いて来て一緒にいて欲しいかなぁと」

『一緒に…、分かりました!すぐにそっちに行きます!』



そう言って電話を切る妹。フッ、可愛い奴め。



「大丈夫そうだね」

「おう」

「ちょ、ちょっと待てよ!何で天月も!?」



ん?何だコイツ。いたのかよ。



「いたのかよ」

「ヒドイ!!!」



おっと、心の声が口から滑り出てしまったようだ。



「まぁ、理由は行けば分かるよ」



そうして木場とやらに着いて行く。レンは俺らの教室の前で待っていてくれた。

何かレンの事を男子共がいやらしい目で見ていた。

確かに俺のレンが超絶可愛いのは認めるが…、殺してもいいよな?(←超シスコン)



なんやかんやで目的地に向かう俺たち。レンが途中、俺の手を嬉しそうに握って擦り寄ってきたので、俺もソレを受け入れる。

……何故か兵藤とやらが血の涙を流しながら、俺を睨んできたケド。



「ここに部長がいるんだよ」



旧校舎の2階のとある教室。そこに掛けられているプレートには?オカルト研究部?の文字。

………帰りてぇ。



「部長、連れてきました」



木場がそう声をかけると、「ええ、入ってちょうだい」とのこと。返事を聞いた俺らはいざ部室へと歩を進める。

…魔法陣とかがいっぱいだね。ヤベェよ、この時点でもう帰りてぇ…、よ?

………あ。



「よう、久しぶりじゃねぇか白音」

「お久しぶりです白音さん」



そこには黒歌の妹、塔上小猫こと白音がいた。

この学園にいるのは知ってたが、まさか此処の部員だとは…。



「…お久しぶりです刻さん、レンさん。姉さまがいつもお世話になってます」



そう言ってペコリと頭を下げる白音。

いや〜、ええ子やで。礼儀正しいし、何より可愛い!

そんなことを考えていると、無意識のうちに俺は白音の近くに行き、頭を撫でていた。



「ん…」



気持ち良さそうに目を細めている。うん、やっぱ可愛いわ。



ゾクッ!



「「………」」



尋常じゃない殺気が2つ。振り向くと、般若のお面のような顔をしている兵藤(だったっけ?)と、光の灯ってない目&無表情のレン。

変態はいいとして、レンはヤバイ。早急に何とかせねば…、殺られる(もとい犯られる)…。



「…レン、おいで」



俺は恐る恐るレンに呼びかけ、頭を撫でる。

すると、どうだろう? さっきまでの雰囲気とは打って変わって、満足気な顔で俺に擦り寄ってくる。

ウン、超可愛い!

レンの怒りも収まったようだし、なんとか死の危険は去って……、無いな。



……おい、兵藤君や。もはや見ただけで呪われそうな程怖い顔になっとるよ……。



そんなことをしていると、どうやらリアス・グレモリーがシャワー室から出てきたようだ。

何故?ようだ?かって?

ソイツァ白音とレンが俺の目を塞いでるからさ。



その後も、なんだかんだありまして………。



「私たち、オカルト研究部はあなたたちを歓迎するわ。悪魔としてね」



………ま〜た面倒なことになりそうだな、コリャ。

-3-
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