小説『寝坊しただけでからまないでください。迷惑なんで。』
作者:てた・りる。()

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〜次の日〜

「れいとー!」

「おー、ツナおはよー!」

「ねぇ、れいとの家ってぼくんちと近いかな?」

「俺もツナんち知らないしなー。」

「今日いっしょに遊ばない?」

「いいぞ!んじゃ終わったら行こうか?」

「うん!」

おー!こっちに来てからやっと友達と遊べるぜ!

「あっ…。」

あ。昨日のやつらだ。まだこっちに気付いてないな。

くいくいっ

「ん?何?ツナ。」

「なんかいたずらしよーとしてない?」

あれ?まだ超直感は封印されてなかったっけ?

「なんでわかったの?」

「だってあっち向いてちょっと笑ってんだもん。」

よく見てんなー。

「ちょっと後ろから脅かしてくる!」

わくわくするね!

「だめー!」

「びっくりさせるだけだよ?」

わくわく

「だって目がえものを見つけた肉食獣みたいになってるよ!」

「大丈夫大丈夫!」

「あー、行っちゃった…」



〜間多荷視点〜


昨日はこわかった…もうあいつとはかかわりあいたくない…

「…ぉはよ!!」

「わあぁ!」

「ひっかっかったー!」

「なんだと!」

ってこいつ昨日のやつじゃねーか!

「…昨日はすまんやりすぎたっての言っとこうと思ってな。
まあおれはこわがられても仕方ないが、ツナはこわがってやるなよ?
とっても優しい奴だからな!」

…か、かっこいい…!

「あねご…いやあにき!あにきと呼ばせてくれ!」

「えぇー。」

「呼ばせてくださいお願いします!」

「別にいいけど…」

「ありがとうございます!」

「俺は俺のしたいことやるかんな?呼んでいいっていうだけだかんな?」

そういってあにきはツナのとこに行った…


〜玲人視点〜

昨日のことあやまりに行ったらなぜか弟(?)ができた。

なんで?

「はいみなさーん。こっちむいてー!」

先生だ。

「きょうは、お歌を歌いましょー!みんなはどんなお歌を知ってるかなー?」

「ミ○マル!」

「それはお歌じゃないねー。」

「チューリップ咲いた!」

これはツナだ。

「おー!みんなも知ってるかな?」

「「しってるー!」」

「じゃあ先生がピアノ弾くからみんな歌ってねー!」

さーいーたー、さーいーたー、チューリップーのーはーなーがー
なーらんだー、なーらんだー、あーかー、しーろー、きーいーろー♪





「じゃあみんな!これで今日はおしまい!また明日も元気に会いましょー!きりーつ、れーい、さよ−なら!」

「「「さよーなら!!」」」


「よし、ツナー、ツナんちってここからどれくらいかかる?」

「んー。10分くらい?」

まあ子供の足でそれくらいなら近いかな…

「じゃあツナんちから先にいこー!」

「うん!」




「あっ!あそこだよ!ぼくの家!あれ?誰かいる…」

「あのおじいさんは…?」

あれ?目が悪くなったんじゃなければ、9代目が見えるんだけど…

「あー!おじいちゃん!!」

「おじいちゃん?!」

「うん!ぼくのおじいちゃん!たまにお酒を飲みにくるの!」

「そーなんだー。」

あははは…なんでいるんだろう…



-5-
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