小説『寝坊しただけでからまないでください。迷惑なんで。』
作者:てた・りる。()

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ガチャッ

「にいちゃーん。ごはんだよー。」

「はいよー。って、だれ?」

「僕の友達のツナ!」

「はじめまして!さわだ、つなよしです。」

「おう俺は玲人の兄の瑞月(みずき)っていうんだ。よろしくな。」

「みずき兄さんって呼んでいい?」

「ああいいよ。」

「みずき兄さんって髪の毛きれいな金色だね!」

「ありがとうよ。これは地毛なんだ。」

どうせ俺はくすんだ金髪さ!

「ママが呼んでるから早くいこー。」

「おう。」

「今日の夕飯はドリアだって。」

「ドリアか。楽しみだな!」

「ママは洋食ならとってもおいしいからね。」

「ようしょくならって?」

「母さんは結婚するまでずっと洋食しか食べてなかったから日本食とか中華とかは練習中なんだ。
だから、たまにアレンジをしたやつとかは食べるのに勇気がいるんだ。」

「そ、そうなんだ…」

「ほら、瑞月、玲人。そんなとこでしゃべってないでこっち手伝って!」

「「はーい。」」

「ツナ君も!」

「はい!」

「おじゃましまーす。お酒もってきましたよー。」

「じゃあそろったし、いただきましょう!」




「「「御馳走様でした。(!)」」」

「ふう…全部食べちゃったな…そういえば母さん。親父のちゃんとあるよね?」

「ふっふっふ…じつはねぇ…いま焼いてるのよ!あと5分くらいよ。」

「準備良いな?!」

「いや〜。初めに用意しておいた分じゃ足りないなーと思ってね。作っといたのよ。」

「…母さんの目分量ってホントすごいよね…」

「…靴がいっぱいあるな…?ただいまー。」

「「「おかえりー。」」」

「「「お邪魔してまーす。」」」

「こんばんは。大所帯だね…説明してもらえると助かるんだけどなー。」

「うん。僕がツナの家に遊びに行って、その後送ってもらって、ママが夕飯に誘ってこうなった。」

「うん大体わかったよ。ありがとう。で、お酒があるってことは、この後飲むのかい?
沢田さんは大丈夫なんですか?」

「大丈夫ですよ。」

「じゃぁいいんですが…先に飲んでてください。着替えてくるので。」

「子供たちはお風呂に入ってきちゃいなさい。瑞月はお兄ちゃんだから監督よろしくね。」

「「「はーい。」」」



〜瑞月視点〜



「〜〜、〜〜〜。」

「〜〜〜。〜〜〜〜!」

「…大人たちは完全によってんな…玲人、ツナ。そろそろ寝なきゃいけない時間だぞ。」

「「うん…にゅぅ…」」

やべえ二人とも超かわいい!…じゃなくて、

「玲人ー、ツナー、ベットで寝ろー。ってこれはもう寝落ちしてるな。」

しょうがない…運んでやるか。にしても、やっと玲人にも友達ができたんだな。

「…よかったな、玲人。」

さて、ベットに入れたし、寝顔の写真を撮ってから寝るか。







-7-
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