小説『呪い使いの転生者』
作者:unworld()

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魔法少女になる白い悪魔と呪い使いの転生者

その日は学校があり、普通に授業を受けていた。
だが、変わったことがあったのはその夜だ。
俺は家で飯を食っていたんだが…その時

(誰か…助けて…)
『ん?』
(誰か…)
「なぁ、これって…」
『ああ、ついに原作が始まるぞ…』
「ユーノか…」
『行かないのか?』
「行ってどうなる?おれにはどうしようもねぇよ」
『お前なら救えるかもしれないぞ?』
「はっ…俺にはなんにも救えねぇ救えるもんさえ救えなかった俺だぜ?いまさらだよ。」
『そうか…』

だが、現実は残酷で不条理だ。
なのははユーノを拾った。原作通りに事が進む。いい事だ。
しかし、俺の心には一つ疑問が残った。
いい事?なのか?
なのはが魔法少女になりそれがいい事なのか?
俺はわからなかった。
なんで、あいつが…なのはが魔法少女になり戦いに巻き込まれる事がいい事なのか?
原作がそうするから?
世界がそう仕向けるから?
俺は前に思ったことを口にした、

「なあ、神」
『なんだ?薫』
「俺の能力ってなんだ?」
『お前の力のことか…』
「ああ、さっきお前は言ったよな…
俺なら救えるかもしれないと…
だったら救いたい。
さあ、言ってくれ」
『ああ、いいぜ?
薫、お前の能力は魔法を
使える。ことは知っていると思う。
だが、お前は特殊だ。
魔力変換呪は簡単にいえば呪いであればお前は自由に扱うことができる能力だ。」
「へぇ?まるで…
呪い使いの転生者
だな?」

ここに呪い使いの転生者が誕生した。


どうも、unworldです。
自覚をして自分の能力に目覚めた薫くん
これからどうなっていくのか…
頑張っていくので応援よろしくです。

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