小説『ハイスクールD×D 〜仮面の黒龍記〜』
作者:血濡れの紅き化身(黒龍の進む道)

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霊夢「で、今日の夕方だっけ?外界に出るの」

「あぁ、昨日の夜に用意は済ませてあるから何時でも行ける」

大きめなちゃぶ台を挟み、飯を食べながら話す俺と霊夢。
………やはり寝起きは和食に限るな…

霊夢「……寂しくなるわね…」

「……だから前から言ってるだろ?たかが一日会えない程度だろうが……」

霊夢「たかがって…一日も会えないのよ?!」

「………」

……最近思うようになったが霊夢が俺に依存しすぎている…
男としては名利に尽きるんだろうが……

霊夢「やっぱり紫に頼んで私も外界に…」

「ダメだ、お前が居なければ誰が結界を維持するんだ……」

これは酷いと思う………

霊夢「うっ……だ、大体!何であいつらは龍牙と一緒に行けて私が一日も待たないといけないのよ!」

あいつら……あぁ、ヤミたちのことか………

「そりゃあいつらは俺がいないと存在を維持出来ないからだろ」

霊夢「っ……」

「まぁ一日ぐらい我慢してくれ。一日たったらお前も外界に来れるようになるからな…」

霊夢「……分かったわ…」

そういって霊夢は食べ終わった食器を下げに台所に歩いていった。
はぁ……ん?ヤミたちって誰かって?
あぁ…あいつらの名前は俺が勝手につけたからな……まぁ気に入ってくれてるようだが………
それで、ヤミたちってのは、ヤミとハクとコウとサクヨのことを言っているんだ。
(ヤミは禍霊夢、ハクは白麗霊夢、コウは鬼巫女霊夢、サクヨはS咲夜)
元の名前で呼ぶと紛らわしいからな、
名前…というかあだ名をつけたんだよ。

「って、俺は誰に説明してるんだ?」

まぁいいか…

さて、
此処を出る用意もしてるし、庭の掃除でもしておくか……

-2-
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