小説『鬼畜魔王式(R-18)』
作者:メア()

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 俺は飼い龍のオーフィスを可愛ながら、こないだ手に入れた戦利品である零時迷子を確認していた。

「さて、零時迷子の解析は終了。やはり、戒禁もあるがこの中にはヨーハンはいない。特に問題は無いか。なら、問題は無いな」

零時迷子を自らの中に取り込む。さて、ここで新たな新事実だ。ナイトウィザードのアイテムの殆どが神器(セイクリッド・ギア)として俺の中に存在する。つまり、俺の神器の数が三十以上ある事になる。

「問題は無いな。早速、力を得に行くか。そういえば、京都はパワースポットだったな。そこにするか。それじゃ、箒の最大速度で…………いや、ヒルコで良いか」

ヒルコを召喚し、空間を斬る。すると、部屋の中に鈴と小猫、梓が入って来た。

「ちょうど良い、お前等もついて来い」

「「「うん」」」

二つ返事で了承した三人に聖堂法衣を着せて悪魔の力を覆う。後は顔を隠した。その後、京都に向かった。ちなみに、オーフィスは帰した。時たま本人から犯してもらいに来るか、俺が呼び出したら即座に来る。



 そして深夜、俺達は二条城の天守閣に顕れた。

「何をするのですか?」

「この地のエネルギー掻っ攫う。だから、お前等は護衛だ。邪魔な奴らは排除しろ。小猫はサポートだ」

指令を出しながら、座禅を組む。それからドラゴンブルームを装備して龍使いを習得。小猫と一緒に気を操作して龍脈を支配。魔力や妖力、霊力を龍脈を通じて取り込んで行く。

「貴様等、何をしておるかっ!」

俺達の背後に現れたのは巫女装束を着た小さなかわいらしい女の子だった。キラキラ光る金髪に、金色の双眸。小学校低学年ほどの容姿で、頭部に獣の耳がある。しかし、感じからすると猫ではなく狐だ。その証拠にもふもふして気持ち良さそうな尻尾が九本。九尾の狐か。

「残念じゃったな。私が夜警(夜遊び)しておる限り、京都で好きにさせぬわっ!」

「梓」

「はい」

胸を張って偉そうにしている子狐の背後に回っていた梓が瞬時に羽交い締めにした。そして、鈴が手早くカドケゥスの杖を召喚し、二条城に拠点防衛魔術を展開。二条城を魔術要塞とした。ちなみに鈴は即席で術式を作っている。間違いなく希代の大天才だ。まぁ、魔人化で潜在能力が覚醒した為だけどね。

「はっ、離せ無礼者っ! わっ、私は八坂の娘だぞっ!」

「知ってる。九重(くのう)だろ」

「っ! なら……はっ、離せ……直ぐにお母様達が……「五月蝿い」………なっ、何を………ひゃああっ!?」

小猫が爪で巫女装束を上から下へと切り裂き、幼い裸体を曝した。そして、梓はそのまま俺の膝に落とした。

「やっ、やめてぇぇっ!? んぎっ、痛、痛ぁっ、痛ぁ、ぁああぁっ! あぎぃいいいいいいいっ!」

「これは良い暇潰しになるな。夜に徘徊していたのは本当だったか。さて、力を吸収している間、たっぷり楽しませてもらうとしよう」

それから、俺は妖怪の長、九尾の狐。八坂の娘を犯して楽しんだ。







 ご主人様が女の子を犯しはじめたら妖怪が沢山来た。

「神野の家は神殺しの家計。その血の力、見せてあげる」

妖怪一体一体の上下左右に魔法陣が展開され、火、水、風、土、光、闇と自動で弱点を判別し、手足をもいで戦闘能力を奪う。これは索敵から照準、発動まで全てが自動で行われる。

「お姉ちゃん、大きいのが来た」

『了解』

お姉ちゃんは女の子の母親、金毛九尾と戦い始めた。天叢雲剣は竜殺しと破邪神聖の力を持つ刀だ。だから、天叢雲剣の力と普段から重力を数百倍にしているお陰で、私の援護とご主人様から供給される魔力でなんとか戦える。

「母様、助けて………」

ご主人様が犯されている姿を母親に送ったみたい。それで動きが止まった。

「そうだ。娘の命が欲しければ動くな。そうだな、四日立てばここも娘も無事に帰してやる。ただし、破れば龍脈を破壊し、そこに九重を叩き落としてやる」

その言葉に九尾達は引いていった。

「どうやら、龍脈に仕掛けた爆弾に気付いたようですね」

「ブラフとしては役に立つな。流石に発動は出来ん」

日本が滅んじゃいますからね。火山噴火や天変地異が沢山起こります。さすが、ご主人様と白音ちゃんは凄いです。

「まぁ、梓は引き続き警戒。鈴は二条城の警戒。ただし、一般人には最新の注意を払うように」

「「はい」」

「小猫は俺と一緒に龍脈の吸収だ」

「うん。任せて」

それから四日、京都は異常気象に襲われましたが、ご主人様の力は数十倍に跳ね上がり、白音ちゃんも力の桁が変わったようで、うらやましいです。それに、白音ちゃんも神器(セイクリッド・ギア)がご主人様、自から手作りの物を貰えるみたい…………私も頑張らないと。



SideOut



 四日が立ち、約束通り九重を解放する。その為に八坂は俺の目の前にその来ている。

「それじゃ、返すよ」

「あっ」

ボロボロの体液塗れの九重を八坂に引き渡した。八坂は九重を泣きながら抱きしめる。

「ご主人様、龍脈から例の術式を引き上げました」

「ご苦労様。これで、約束通り引き上げるとするか」

「待ちなさい。逃がすと思っているのですか?」

八坂が膨大な力を解き放つ。それに伴い、天狗や鬼が現れた。

「母様、止めて」

「え? 何言って…………」

「ご主人様に手を出さないで………」

九重は座った眼をしながら、八坂の腕の中から抜け出し、俺に抱き着いた。そして、身を預けながらスリスリして来る。そう、四日で九重の調教は終わった。幼い精神を犯して支配するのは容易かった。

「そんな……」

「本人もこう言っているから、貰って行くぞ」

「なっ!?」

俺は約束通り、一旦返したぞ。その後、自ら来るのは知らないな。

「それに、やるなら容赦はしない。京都が崩壊すると思うぞ」

「くっ!?」

「ああ、ついでに色々直してやったぞ」

龍脈を通して、京都全域に力をくれてやった。零時迷子のお陰で膨大な量になったからな。それぐらい容易かった。

「確かに気脈は安定しています」

「それに、死んだ妖怪はいないだろう。俺の目的は力を得る事だったからな」

「良いでしょう。今回は見逃してあげますが、九重は…………手遅れですね…………」

九重にはポーンを与え、吸血魂も与えた。それを八坂は感じとったのだろう。

「責任取って幸せにしないと、例え京都が滅びようと呪いますよ」

「OKOK。了承した」

まぁ、九尾は潜在能力が高いから鍛えたら強くなるしな。可愛がってやれる。

「それじゃ、俺達は帰るぜ」

ヒルコを使い、空間を断ち切る。

「お母様、行ってきます」

「毎日連絡してね」

「はい」

こうして、九尾の子狐九重を手に入れた。




 帰ったら、例の部屋に入った。その部屋は甘い発情した女の匂いが充満していた。

「「んっ、んんっ!!」」

猿轡を外して、拘束を解いてやると、二人は四つん這いのまま俺に擦り寄って来た。そして、尻をこちらに向ける。

「なんだ?」

「逝かせて……下さい……このままでは……」

「死んじゃう……」

虚ろな瞳で、俺に媚びてくる二人。しかし、俺はただではやらない。

「逝かせて欲しければ、俺の性奴隷として眷属になれ」

「「っ!?」」

「そっ、それは……嫌……です……」

「そっ、そうよ」

「じゃあ、後700時間以上はそのままだな」

身体を真っ赤にして、もじもじしながら水溜まりを作る二人。

「「っ! なっ、なりゅから、逝かせてっ(ください)!!」」

二人は慌てて忠誠を誓う。二人にとって700時間は死にひとしい。既に脳は快楽に染まり、なんとか耐えていたに過ぎないのだから。

「いいだろう」

二人には変異のポーンを使った。それから、二人に自ら奉仕させ、たっぷり、身体と精神に誰が主人か教え込んだ。その後、オーフィス含む七人全員を改めて犯して、調教した。





王:兵藤 式
女王(変異の駒):無限の龍神オーフィス(魔人?)
戦車(変異の駒):塔城 白音(魔人)
騎士:神野 梓(魔人)
僧侶:神野 鈴(魔人)
兵士(変異の駒):頂の座ヘカテー(魔人)
兵士(変異の駒):炎髪灼眼の討ち手シャナ(魔人)
兵士(変異の駒):九尾の子狐九重(魔人)
支配下魔人:セラフォルー・レヴィアタン



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