イッセー
ライザー・フェニックス。俺の夢であるハーレムを実現している男。ここまでは憎いが許せる。しかし、部長の許婚だと? しかも部長はそれを嫌がっている。なら、俺はなんとしても部長のおっぱいと幸せを守らなくてはならい! その為には手段を選んでいられない。
「ただいま〜」
「お帰りなさい。あれ、アーシアちゃんはどうしたの?」
「え? 体調が悪いからって、先に帰ったはずだけど…………まさかっ!」
嫌な予感はあった。けど、焼き鳥野郎や理緒って子の事で後回しにしてしまった。
「母さん、アーシアを探して………うぉっ」
「きゃっ! いっ、イッセーさん……ぐすっ」
振り向いた瞬間、帰ってきたアーシアとぶつかり、アーシアは俺の胸を掴んで顔をこすりつけてきた。俺はそのまま抱きしめる。アーシアの眼は涙を流し続け、充血している。
「アーシア、何があった!?」
「大丈夫です。私はイッセーさんの事が好きです。でも、私の身体は汚されてイッセーさんに相応しくありません。だから、部長さん達と幸せになってください」
「アーシア、何言ってるんだ? 大丈夫なのかっ!」
アーシアはそのまま、お腹を抑えながら家に入って行った。アーシアの手を掴もうとした瞬間、俺の手は見えない壁に弾かれた。
「ごめんなさい、ごめんなさい、私は大丈夫ですから、イッセーさんは部長さんの事に集中してください。私も頑張ってお手伝いしますから………兄さん」
俺はアーシアに拒絶された。でも、最後の言葉からして、アーシアは俺を兄弟としてみているのか?
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アーシア
私はイッセーさんを拒絶しました。だから、無敵結界がイッセーさんの手を攻撃と判断して弾きました。
「ごめんなさい、イッセーさん。私の身体はもう………あの人の…………物なんです……………」
涙が溢れ出した。私は、ベットに潜り布団の中で丸くなる。するとお腹の中にある無理矢理飲まされた液体を沢山感じる。それは私の隅々まで浸透して、私を徹底的に犯して汚した。でも、身体は主人の体液を受け入れて拒絶どころか喜んでいる。
「私は…………」
私は二人の男性を思い描きながら命令された通りに身体を触って行く。
「お兄ちゃん………」
最終的に私は私の身体を汚したご主人様が頭を支配していく。メイオルティス様がご主人様をお兄ちゃんと呼ぶように言っていた。だから、私は何度も呟いて頭に刷り込んで行った。
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さて、我が家に珍しい珍客がやって来た。
「何しに来たんだ兄さん? この場所は母さんから聞いたの?」
「ああ…………式、俺を鍛えてくれ。悔しいが、今の俺が強くなるにはお前に頼るのが一番の近道だとドライグが言っている。お前だろ? 俺に魔法で何かしているんだろ」
「ああ。している………修行の代価は別に貰うぞ」
代価は面倒だから後で考えるか。アーシアに払わせてもいいしな。
「じゃあ、修行だが………シャナ、面倒を見てやれ。焼き鳥なら炎を使うから適任だろう。後はヘカテーが治療用についてあげて」
「わかった」
「はい」
これで大丈夫だな。そうだな、一旦家に帰るか。アーシアを調教するのにも都合いいしな。
「じゃあ、明日の早朝から鍛練だ。俺もしばらく家にいるよ」
「ああ」
そして、俺はシャナ、ヘカテーを連れて帰宅した。
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理緒
イッセーはあっちに任せたらいいか。私は木場とリアス、朱乃を鍛えればいいんだね。なら、やることは簡単だ。
「改造手術〜〜」
三人は私が気絶させて自宅に運び込んだ。
「まっ、まちなさいっ!」
「大丈夫、イッセーが好きなおっぱいミサイルとか付けるだけだから。後、木場は女の子になってみる?」
「「大丈夫じゃないっ!」」
私の中にはドクターもいるから容易い。
「ちっ、まぁいいや。じゃあ軽く改造するね〜〜」
「いや、待って………」
「待たない」
ドリルとチェーンソーをもって楽しい手術を開始した。先ずは筋力繊維を数倍の強度に作り替える所からだ。
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