梓
私と妹は神野の家に生まれました。神野の家は戦巫女の一族であり、神代の儀式などを伝えて来たらしい。だけど、昔に力は途絶え、儀式の方法を伝えるだけの神社になっていた。そして、お父さんは西洋の魔術師。私は幼い頃からお母さんに刀術などを習い、妹の鈴はお父さんから魔法を習っていた。だけど、あの女の子には私達の力が一切効かなかった。それどころか、速さに付いていけなかった。そう、両足の骨が砕かれた後に襲ってきた熱さと激痛によって気付いたくらいでした。それから、私達は女の子の主の元へと連れられて行きました。そこには私達以外に三人の女の子と同い年くらいの男の子がいました。他の三人を男の子がいらないといい、襲ってきた女の子が彼女達から何かを抜くと彼女達は意識を失ったみたいでした。そして、私達は男の子に気に入られた為、神に捧げた身体を全身隈なく辱められ、犯されて連れられて汚されました。その後、血を全て吸われて殺されました。これで、この地獄から解放されると思ったら、悪魔に転生させられました。しかも、転生した新しい身体も隅々まで犯されて汚され、純潔を奪われました。更に、気持ち悪い血のように赤
い何かを無理矢理飲まされて、また生まれ変わりました。それから、やっぱり犯されました。その後、ようやく終わり、私達はようやく意識を失って、地獄から逃れる事が出来ました。
次に気が付いたら、探しに来たであろう先生がやって来るのが見えました。だから、手早く、白い液体でドロドロした服を我慢して着たら、先生がやって来て、私達の白濁塗れの姿を見た瞬間、襲い掛かって来たので、クロスカウンターを決めました。すると、先生は吹き飛んで気絶しました。だから、私と鈴はそのまま職員室に逃げ込みました。 その後、私達が黙秘を貫いた為、先生が犯人として逮捕されました。
事情聴取も終わり、心配する両親からは優しい言葉と激怒するおばあちゃん達からは、純潔を失った私達に価値は無いと言われました。それを聞いたお父さんは激怒し、おばあちゃん達と口論になりました。私達はお母さんに言われて、お風呂に行きました。
「…………お姉ちゃん…………」
「大丈夫です。それより、綺麗にしましょう」
「うん」
平均的な広さのお風呂で、お互い、全身に付いた白濁液を隈なく洗い落として、身体の中も洗います。子供が出来たら困ります。
「レズみたい」
「ですね」
中のはお互いに口で吸い出しました。シャワーだと痛いし、恐いですから。
「でも……以外に……美味しい…………」
「鈴っ!?」
「でも、お姉ちゃんも…………そう、思うよね」
「うっ…………」
確かに、気持ち悪くてまずかったのに、今は美味しく感じた。気の性だと思ったけど、違ったんだ。
「……多分……肉体が作り替えられたせいで…………ご主人様の体液は……美味しく感じるのだと……思う……」
「鈴、ご主人様をご主人様って…………あっ!」
「…………やっぱり…………精神は身体に引っ張られる…………」
この肉体がご主人様を自らの主人だと認めているから、身体に負けている私達の精神は浸蝕されて行く。
「この身体に勝つ方法は…………」
「無理」
「ですね……諦めて受け入れるしか……無いですよね」
「うん」
それに、この思考も…………既に肉体に影響されていると思う。そうじゃなきゃ、こんな簡単に納得できないと思う。
「入ろ」
「うん」
そして、仲良く湯舟に浸かって、部屋に戻りました。
私達の部屋はいたってシンプルで、パソコン、ダブルベット、ソファ、円形の机、タンス、ギター、本棚があるだけです。
「お姉ちゃん、服の中にこんなのがあったよ」
鈴が持って来たのは、何かのURLとパスワードが書かれた紙でした。
「打ってみる?」
「うん」
「でも、その前に着替えよう」
「うん」
私達はバスタオルを巻いただけの姿だし、湯冷めしちゃうから。私は黒い寝間着用の着物を着て、姿は猫の着ぐるみみたいな寝間着を着ました。
「じゃあ、打つよ」
「うん。お願い」
机の上のノートパソコンからインターネットを開いて、URLを入力。その後、パスワードを入れると、黒い画面になり、魔人の調教記録というタイトルが出てきました。
「これは…………」
「酷い…………」
タイトルの下にNewの文字と共に、神野梓、神野鈴と付けられた動画ファイルや数々の写真。そう、これは私達の泣き叫びながら犯されている映像が全て記録されていました。
「写真もいっぱい」
「それに……私達のプロフィールまで……」
動画の横には細かな私達の住所や電話番号、身長、体重、血液型、スリーサイズまで書かれているうえに、隣に私達一人ずつの制服姿の写真と裸にニーソックスだけの鮮明な写真が張られていました。
「……現在……未公開……」
全ての物には未公開と小さな文字で書かれていました。
「つまり、逆らったりしたら………………」
「公開される………………」
肉体と精神、二重に攻めて、私達を追い詰めています。
「あっ、あの子のもある」
「あの子も被害者だったんですね」
他のフォルダーに塔城白音(小猫)と書かれたファイルを見つけました。中には、首輪をつけて檻に入れられたり、四つん這いになって散歩している物、女の子が鞭打ちされている物や、優しく愛し合っているものなど、たくさんありました。
「多分、私達もされるよね」
「うん。逃げられない、私達に出来るのは受け入れる事だけ」
「鞭だけでは無いみたいだし、二人で頑張って行こうね」
「うん。一人なら無理でも、二人なら大丈夫」
確認しあった後、そのまま、私達はベットで仲良く抱きしめ合いながら眠りにつきました。
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