小説『自問自答』
作者:杉浦 真()

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エピソード4




私は常々不思議に思うことがある




例えばだ




有名な作者が
「不可能なことなどこの世界にはない」
と、言ったら心に響き「確かに」「頑張ろう」
などと思うだろう
思わなくても思うことにしてくれ

だが!
この私が「不可能なことなどない」
と、言ったら「きたよ、中二病」「頭大丈夫?」
などと言うだろう
いや、実際言われた




おかしいと思わないか?



何故私が言ったら「中二病発言」になるのだ
不思議で不思議で仕方がない



誰が言ったか忘れたが
「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」
いい言葉だ
私はこの言葉が好きなのだが、夢を追いかけている友人にこれを言ったら
「いや、そういう発言いいから」
と言われたのだ
正直、泣きたくなった





中二病発言って・・・
確かに変なことばかり疑問に思っているが、
励まそうとして口に出した言葉を中二病発言って・・・
それはひどい
酷すぎる







一言だけ言おう


言葉は人とコミュニケーションをとるための大切な道具だ
優しくもあり、厳しくもある
何気ない一言が人を傷つける
人を励ます
そのことを忘れないように!!




以上だ!










何が言いたいんだか・・・
















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