小説『自問自答』
作者:杉浦 真()

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エピソード7




みなさんは、夢を持っているでしょうか





今仕事をしている人も、小さい頃は夢があったはず




それは大きいものから小さいものまで様々




私は今年高2になるのだが、それは“進路”を決める年
高3になればその進路に向けて、受験勉強をする年
私はそう思っているし、世の中はそうなっていると思う




流石に本当に真面目に進路を考えないといけない
夢があれば進路なんて簡単とはいえないが、決まるだろう
夢ややりたいことがなければ、なかなか決まらない




私は夢を持っている人を羨ましく思う
未来がきらきらと輝いているのがわかる
素敵だなと思う
頑張っている姿がかっこいいと思う
憧れる
尊敬する
応援したくなる






だからといって私に夢がないわけではない
あるっちゃあ、ある
しかし、悩んでいる
大学か専門か




専門は学歴にならないことは知っている
だから大学のほうがいいと両親に言われてきている
しかし、大学にいくほど私は成績が良くない
これから頑張ればいい話なのだが、もしもの時のことを考えると正直、怖い




私は私立の高等学校に通っている
県立は落ちた
だからこそ、二度と落ちたくないし後悔したくない
そう思っているのに、勉強はしないし怠け者
落ちこぼれに過ぎない




ここで私の個人情報を少し流そう
所属している部活動は演劇部
将来、声優か心理カウンセラーになりたいと思っている
声優になりたいというきっかけは、演技することが好きで「声」だけの演技に憧れたから
そしてテレビの前の人を笑顔にさせられるから
心理カウンセラーになりたいというきっかけは
東日本大震災があり、たくさんの人々が傷つき泣いたから
苦しんでいる人や悩んでいる人の力に少しでもなって、その人の笑顔を見たいから




私は人の笑った顔が大好きだ
そこに「幸せ」や「楽しさ」「嬉しさ」が感じるから
他の職業も魅力的なのだが、私が心惹かれたのはこれら2つ




だからこそ悩んでいる
心理カウンセラーを目指しつつ、声優も目指す
こういう考えも浮かんだが、そんな器用なことは私には無理だ




人生は一度きり




自分の決めた道を信じたい




後悔したくない




失敗したくない




両親に迷惑かけたくない




頭の中はぐちゃぐちゃだ





だけど私の人生だ
進まなければいけない





これからの私の未来
どう転がるかは私次第だし、私自身で決めなければいけない






時間はかかるかもしれないが、ゆっくりと私の未来のことで真剣に悩んでみようかと思う







私自信(本当に個人的でしかない内容)の話を読んでくれて、ありがとうございます





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