小説『ToLOVEる 俺が宇宙人で暗殺者!?』
作者:霞凪恋白()

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「え?ここ地球じゃないんですか!?」

「あぁ、先程も言ったがここはデビルーク星だ。その地球とゆう場所ではない」

えぇ〜…これなんのドッキリだよ…
あの爺…やっぱり殺らないとな…

その頃どこかの神が寒気を感じ震えていたとは誰も知らない。

はぁ…ここが地球じゃないくてデビルーク星だっけ?に居るて事は俺はデビルーク人になるのか?
宇宙人って言ったらあれでしょ!!タコの姿した宇宙人が有名だよね!!宇宙人か〜会ってみたいな!!
現実逃避は止めよう…なんか虚しい。
そのあと俺はサンさんにもう親は居ないこと、家がないことを話した。
だ、騙してないよ!ホントの事だよ!
それを聞いたサンさんは

「そうか、お前も辛い想いをしたのだな。よし!家にこい!!」

と言った。
は?なに言ってんだこの人?
それって俺を居候させてくれるって事か?
いくら俺でも遠慮とゆう物があるので、

「行かせてもらいます!!(キリッ!」

は!遠慮なんかで俺を止められるものか!!

「うむ、いい返事だな。では行くとするか」

「あいあいさ〜」

そのあと、俺は王宮に連れていってもらい食事が出来るまで部屋で休ませてもらえるようになった。
だが、家具類がデカイ。
俺はこれでも身長は高いほうなのだが、この家具はもっとデカイ。
あれれ〜?目の前の鏡に白い肌をして銀髪で青色の目をしている子供が写ってるぞ〜?
俺の知ってるキャラで表すならMGSの雷電のようだ。
これってデジャブか?デジャブなのか?
この子供は完全に俺だよな!?
なんで!?なんで子供になってんの!?コ○ン君みたいに毒薬飲まされたの!?
なんか段々考えるのめんどくなってきた。
俺がベットに寝転がりながらボ〜としていると突然、部屋の扉が開いた。
扉の先にはサンさんと一人の少年が立っていた。



しばらくしてサンさんが、

「仕事が残ってるから仕事に戻る。アルよギドをよろしくな」

と言って去っていった。
やべぇ…気まずい…話す事ねぇよ!!話せる話題が俺にはないよ!!
どうすんだよ…ずっとこのままで居るのかよ。

「おい」

ん?誰かが俺を呼んでる?

「おい!」

どこだ?この気まずい沈黙を壊してくれる救世主!!

「おいって言ってんだろ!!」

「ん?なんだお前かよ〜救世主かと思ったのに!!」

「何言ってんだよお前…それでお前は今何歳だ?」

「え?子供にそれを聞くのか?」

「良いからはやく答えろよ!!」

「はぁ…10歳だよ」

「ほぉ〜俺はお前より年上だからな!!お前今日から俺の下僕な!!」

「何言ってんのお前?下僕制度なんかとっくの昔になくなってるての!!そんなのもそんなのも知らないのかよ!!m9(^Д^)プギャー」

「てめぇ!!」

「やんのかコラァ!!」

俺達は今まさに取っ組み合いをしようとしたときに部屋の扉が開いた。
二人は相手に向けた腕で相手の肩を抱える。
そしてその場で足踏みを始める。
この間、0.5秒。

「すまんな。急な仕事が入ってしまって…何しているんだ?」

「「二人三脚の練習です!!」」

「そうか?まあ仲良くなってくれて良かった」

「「はい!!俺たちはもう仲良しです!!」」

そんな事を言っておきながら二人は背後で相手の尻尾を握っていたりする。
両方とも握っているので二人とも力が入ってはいない。

「二人とも食事の支度が出来たようだから行くぞ」

「「は、はい」」

サンは少し力強い足取りで部屋を後にして、残る二人は尻尾へのダメージがまだ残っているためかヒョコヒョコ着いていった。

あの出会いからもう5年経つのか?
時の流れは早いな〜
あのあと色々な事があった。
ギドとケンカしたり、
サンさんにルナさんを紹介してもらったり、
ギドとケンカしたり、
サンさん達に俺とギドのケンカがバレたり、
ギドとケンカしたり、
サンさんに俺の力がバレて王宮直属の暗殺者になったり、
ギドとケンカしたりと色々あった。
何故だろう?ほとんどがギドとのケンカをした記憶しかない。
まあ〜このまま平和が一番なんだけどね〜!!

「ゴラァ!!アル!!お前また俺の寝てる間に俺の部屋に画ビョウばらまきやがったなー!!!!」

「(なんの事かな?)あれに引っ掛かったのかよ!!バカだ!!バカがいる!!」

「てめぇ!!考えと口に出す言葉逆になってんだよ!!」

「ははは、すまんすまn(ブォーー!!)危ねぇーーー!!!!」

「ちっ!!」

え!?アイツ今舌打ちした!!?

「てめぇ!!俺じゃなかったらピチューン!てなってたぞ!!それに尻尾のビーム打つな!!」

「いいじゃねえか!!お前なんだから!!」

「テメェ!!やんのか」

「アァ?やるか?」

「「上等!!かかってこいやーー!!!!!!」」





〜〜おまけ〜〜
アルの尻尾ビーム練習。

「尻尾からビームってどうやって出すんだ?力を入れたら出るか?」

先ずは尻尾を左右に振って尻尾の準備運動。
尻尾ってつると痛いんだぞ!!
あれのせいで2日は寝込んだわ!!
準備運動を終えて尻尾に力を入れてビームを出す感覚をやってみると案外簡単に出た。

「うわ〜めちゃくちゃ簡単に出たよ…」

やべぇ…簡単過ぎたは…こうもあっさり出ちゃうのかよ…
お!!これってあの技出来んじゃね?

「うし!!やってみるか!!はぁぁーー!!!」

尻尾の力を最大限まで貯めて〜〜打つ!!

『恋符「マスタースパーク」!!』

最大限に貯めた力は極太なレーザーになって空へと打ち出された。

「おお!!これは頑張れば色々な技が出来そうだ!!でも、体力の消失ヤバイ…ふぁ〜…今日は疲れたしもう寝よう…」

そうしてアルは修行を終えて寝室へと戻っていった。



その頃の神は…

「どれどれ?あやつは頑張っておるかのう?ん?あれは何じゃ?」

神が人間界をを覗きこもうとしたとき人間界から凄い速さで極太のレーザーがこちらに向かって飛んできていた。

「なぬ!?ちょ、ちょっとまって!!儂のお宝の漫画本だけは隠させて!!(ゴォォォォ!!!!!)ぎゃーーーーー!!!!!!!」

アルの出したマスタースパークが神をピチューンしたのはアルは知らない。

-3-
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