ところがその帰る途中のこと。
偶然にも若い女が僕の前を歩いていることに気が付く。
すると突然何かが僕に憑依してくる。
うう、な、なんだこれは!
思わず周囲を見回すが何もいない。
そして僕の頭中で声が聞こえてくる。
フフフフ、私の記録を読んでくれてありがとう。
驚いた僕は思わず心の中で問い返す。
だ、誰だ、お前は?
私か? 私は医学博士Aだ、キミは読んだろう? 私の記録を・・・。
あ、ま、まさか、そんな!
まさかも何もない、私の記録をを読んだからにはキミにも同じことを体験させてあげよう。
な、なんだ、同じ体験? どういうことだそれは!
フフフフ、前を見ろ、若い女が夜道を独りで歩いている、キミはあの女の後を付けるのだ。
そして人気のないところに来たらあの女に襲い掛かれ。
な、なにを、バカなこと言うな!
バカではない、私の記録を読んだからにはキミにも同じことを体験させてやる。
最初に書いてあったろう?
ようこそ、猟奇の世界へ
その愛と狂気を我らは分かち合う。
と・・・。
そういうわけだ。
さぁ、後を付けろ、そして女に襲い掛かり押し倒しスカートをまくりあげるのだ。
そしてパンティを引っ剥がして下半身を剥きだしにする。
そうしたらキミはスーツの内ポケットから尿管を取り出し露わになった局部の尿道に突っ込め。
そしてゆっくりと挿入していくのだ。
後は記録に書いてある通り、存分に味わうがいい。
いいぞ〜、若い女の聖水は、ウヒヒヒヒ!
じょ、冗談じゃない、やめろ!
うるさい!
頭の中の声は僕の体を占拠していく。
そして僕の意思とは無関係に勝手に体が動いていく。
頭の中の声は囁く。
ヒヒヒ、さぁ、女に襲い掛かるチャンスが来たぞ!
い、よ、よせ、やめろ、やめてくれ!
黙れ!
頭の中の声は僕の意識を完全に押しやっていく。
そして僕の体は女に襲い掛かっていく・・・。