■『第三章:C氏の日記』
私は某国立美術館に勤務する専門学芸員。
私のキャリアはルーブル美術館、メトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、プラド美術館、サンパウロ美術館などなど、
世界的な美術館での学芸員を歴任してきた。
そんな私が扱う主たる専門は西洋絵画。
とりわけその中でも裸婦を扱った絵画においては、私の右に出る者はいないだろう。
そう・・・、ことこの分野において私はプロフェッショナルと断言していい。
そんな私が好むもの、それは美しい裸体だ。
私は美しい裸体を愛する、そしてそれを愛するが故に、わたしは日夜、或る密かな活動を行っている。
どのような活動か?
それはこのまま読み進めればお解りになって戴けるだろう。
私は絵画、特に裸婦を扱った絵画をこよなく愛する。
そして私はいつしかその裸体の美しさを、なんとか現実世界に持ち込むことできないものかと考え始める。
そしてあるとき、私は菩提樹の下で思索中、突如素晴らしいインスピレーションが湧き起こった。
そしてそのとき以来、私は現実世界において、密かな美の普及活動を開始する。
手始めに私は美術館に見学に来た或る美しい女性に目を留める。
私は学芸員としてさっそく展示された作品を解説していく。
そして閉館後、私はさっそく彼女の後を追跡した。
勿論、正体を知られぬよう顔は隠す・・・。
人気のないところに来たとき、私は突如彼女に襲い掛かるとナイフを突きつける。
当然のことながら、そんなことをされて怯えない女性はいない。
ナイフを突きつけられ怯える彼女に、私は予め告げた。
私は貴方をレイプしたいのではない、貴方をより一層美しくしたいだけなのだと・・・。
勿論、彼女は私の言い分など信じないし聞く耳も持たない。
私はやむなく強硬手段に訴えた。
抵抗する彼女をナイフで脅しながら着ている衣類を剥ぎ取り、そしてパンティ一枚だけにした。
恐れ戦く彼女の目、その痛々しさに私は罪悪を感じた・・・。
しかし、私は彼女に訴える。
私はこの世に美をもたらしたいだけなのだ、私は貴方を美しくしたいだけなのだと・・・。
私は彼女のパンティを引きはがした。
その途端に私は幻滅した。
案の定、彼女の局部はヘアーに覆われている。
その覆われ方は半端なものではなく、モサモサとまるでジャングルのごとき毛深い。
おお、神よ、なんたることか!
この美しい女性、その見事で素晴らしいプロポーション。
だが、そのせっかくの美しさもあの鬱陶しく忌々しくも汚らわしいヘアーが全てをぶち壊しにしてしまっている。
けしからん、実にけしからん!
神聖なる美に対する冒涜だ!
私は込み上げる怒りを抑えながらも泣きわめく女性にナイフを突きつけながらも優しく告げる。
心配しないでいい、私はキミを西洋絵画の裸婦のように美しくしたいだけなのだと・・・。
私はバッグから電気カミソリを取り出すと、さっそく彼女の局部にあてがう。
ウィィィ〜ンという振動音と共に、ジョリジョリジョリジョリっとヘアーを剃り落していく。
そして次にM字開脚させると、シェービングクリームを局部にこってりと塗り付け、
四枚刃のシェーバーでゆっくりと、そして優しく剃り落としていく・・・。
全てのヘアーを剃り落した後の彼女の局部、それはそれは美しいものだった。
まさに神が創りたもう究極の美がそこにある。
そして股間の中央を走る綺麗な一本のスジ、それはまるで少女のようだった。
私はその美しさに暫く我を忘れて見入ってしまう。
私は、ハタと気が付くとデジタルカメラを取り出し、彼女の裸体の全てを撮影していく。
すると誰かが駆け寄ってくる。
私は急いで資材をバッグに押し込み、直ちにその場から立ち去って行った。
それ以来、私は美しい女性、チャーミングな女性を見つけると、夜な夜な彼女らの前に現れては、
彼女らをより一層美しいものにしていく活動に従事している。