小説『One Piece ~カイの冒険~』
作者:にょにょにょ0812()

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「なんだ?海賊が襲ってんのか」

俺は漂流中に海賊に襲われている街を見つけた

「たすけるか」

俺はレリエルの力を使いディラックの海をわたって街へ行った


「おーおー 好き勝手やりなさるbyウルージっと」

海賊をあらかた一網打尽にした

「これで最後っと」

海賊をディラックの海に放り込んでグラインドラインのど真ん中に繋げて放る

終わったと思い覇気で辺りを調べる

「しゅ〜りょ…っ!」

しまった!まだ2人残ってた!



side???

海賊が街にやってきた

彼らは街の食料や金品を奪っていく

ついには女の人もさらいはじめた

このままじゃ連れて行かれる!逃げなきゃ!

「お〜!上玉発見!連れて行こーぜ!」

「ああ、こいつは楽しめそうだな…」

ああ…ボクはもう終わりかな…

ボクの人生ってなんだったんだろう…

そう思い、諦めていると

「はーい残念また来週」

正義の味方がやってきてくれた




sideカイ

あぶね〜!見逃しとった!

つ〜かなんで仲間やられたのに気づいてないんだよ…

「はーい残念また来週」

再びグランドラインの真ん中に放る

「もう…いないよな…」

今度こそ殲滅完了!

「大丈夫か…っと」

さらわれる寸前だった同い年ぐらいの女の子が泣きながら抱きついてきた

しかし俺はきわめて紳士的に

「大丈夫だったか?怖かったろう?」

女の子は無言でただただ抱きついていた



「ごめんね?シャツ濡らしちゃった…」

「いいさ、ところで君の名前は?」

「ボクはジャン!サウダード・D・ジャン!」

まさかのボクっ娘!しかもD!(名前も胸も)

「俺はカイ、海神のカイっていえばわかるかな?」

ジャンは目を見開き

「海神!?あの10億の懸賞金の!?」

「ああ」

そう!俺は賞金首になって開き直り、海軍の軍艦をぶっ壊したり、海賊団を片っ端から狩ったりした

その結果あっという間に10億という大台になったのだ!

しかし、その合間にこの街のように街を救ったりしているので極悪非道の海賊ではなく、むしろ正義の味方として広まってしまったのは誤算だった…

「そんな人に助けてもらえたんだ…」

「ハッハ…まぁテキトーに自慢してくれ…じゃあ俺はもう行くわ」

「ちょっとまって!助けてくれたお礼に家に泊まっていってよ!」

「いいの?俺助けたとはいえ海賊だぜ?」

「いいよ!どうせボク父さんも母さんもいないし…」

「そっか…」

何か事情がありそうなので詳しくは聞かない

「それに街の人ならいいさ…どうせボクは嫌われてるし」

「なんでだ?」

そう聞くとジャンは悲しそうに目を伏せ

「ボク、小さい時から人の心の声が聞こえたんだ…それで心を覗かれたくないからみんな僕を町外れに住まわせてる」


-6-
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