小説『スイーツバトルロワイアル』
作者:Mr,後困る()

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40 民家に凄い宝物があるのと同じ理由です

7:50 にの7

私はレアチーズケーキ、今駅の駅員室に来ている
理由はマシュマロから身を隠す為だ
ホテルの中に隠れるという手もあったが、怖くて出来なかった
森の中に隠れるより建物の方が良いと思い
私が知ってる建物で近場の駅のホームの駅員室に隠れる事にした
どうやら追って来ないようだ、そう考えると気が緩んで眠ってしまった
幸い放送前の音で目が覚めて脱落者と禁止エリアの確認は取れた
それにしても・・・まさかアンパン(こしあん)が死ぬとは・・・
あんな強かったのに・・・これは誰かと協力した方が良いな
この戦いに乗っている奴と行動するか乗っていない奴を騙すか・・・
どちらにせよ武器は必要だな、何か物色するか
とは言ってもたかが駅の駅員室、大した物は無いだろう
そう思ってロッカーを空けた

ガチャ

なっ!?何で駅員室のロッカーにこんなごつい銃がある!?
しかもご丁寧に説明書まであるし、何々『対戦車用ライフル』
って書いてあるな・・・重い・・・これは置いておこう

バンッ

いくら強くても持ち運べないんじゃ意味無いだろ・・・
次のロッカーを空けるか・・・

ガチャ

・・・馬鹿みたいにでかい銃では無いが、見たことがない銃だな
説明書もある『ベルグマンMP18短機関銃』・・・・・
『32連発スネイルマガジン』というマガジンを使用する
一度に32発も装弾できるのは良いがちょっとバランス悪くないか?
とりあえずこれは持って行こう、だが弾はこの付いている32発だけだ慎重に使わないと

バンッ

中々良い物があったな、次のロッカーを空けるか

ガチャ、ピンッ

・・・ピンッ?・・・!?しまったトラップか!!
私は急いで駅員室を出て行った、次の瞬間には駅員室は大爆発を起こした
私も爆風に巻き込まれたが幸い大した怪我は無かった

レアチーズケーキ「はぁはぁ・・・危なかった・・・」
「今も危ないぞ?」
レアチーズケーキ「・・・その声は・・・チーズケーキッ!!」
チーズケーキ「おっと振り向くな、そのまま床にうつ伏せになれ」
レアチーズケーキ「・・・この戦いに」
チーズケーキ「乗っている」
レアチーズケーキ「・・・協力」
チーズケーキ「しない」
レアチースケーキ「待て」
チーズケーキ「待たない」
レアチーズケーキ「話を」
チーズケーキ「聞かない」
レアチーズケーキ「情報が」
チーズケーキ「言え」
レアチーズケーキ「さっき放送の脱落者にアンパン(こしあん)って居ただろ?」
チーズケーキ「ああ、居たな」
レアチーズケーキ「お前は会ったか?」
チーズケーキ「・・・いや、それが何だ?」
レアチーズケーキ「そいつは尋常じゃないぐらいに強い」
チーズケーキ「つまりアンパンを倒した奴はそいつより強い
だから倒すのに協力しろって言いたいのか?」
レアチーズケーキ「ああ」
チーズケーキ「信用できん、何か証拠は無いのか?」
レアチーズケーキ「証拠?」
チーズケーキ「アンパンが強いという証拠だ」

奴が強い証拠?本人が居ないのに・・・誰か証言してくれる人がいれば
・・・そうだ!!

レアチーズケーキ「監視カメラ!!」
チーズケーキ「・・・カメラがある所か?」
レアチーズケーキ「ああ、との5の駅に」
チーズケーキ「ふむ・・・それでは行くか、立って良いぞ」

立ち上がる私

レアチーズケーキ「・・・一応協力関係になったって事で」
チーズケーキ「ああ、だが最終放送までだ、その後は殺し合う
残りが私達二人になった時もその場で殺し合う」
レアチーズケーキ「分かった」
チーズケーキ「では電車に乗るか」
レアチーズケーキ「歩いて行ったほうが早いぞ?」
チーズケーキ「・・・地図では遠いぞ?」
レアチーズケーキ「いや、この電車結構遅いんだ」
チーズケーキ「構わん、時間はまだたっぷりあるんだ
体力温存の意味でも電車で行く方が良いだろう」
レアチーズケーキ「なるほど・・・では行くか」

残り56名

レアチーズケーキ
状態:健康
道具:支給品一式
武器:投げナイフ12本、ベルグマンMP18短機関銃(残弾32)
思考
1.戦いに勝って人間のアイドルになる
2.自分を強化する
3.レアチーズケーキと一時的に同盟を組む
4.何かジャムパンの意識を感じる
5.との5の駅に向かいチーズケーキアンパンの強さを教える

チーズケーキ
状態:健康
道具:支給品一式
武器:防弾チョッキ、そこら辺で拾ったバールの様な物
思考
1.戦いに勝ち人間になる
2.アンパンの力を確かめる為に、との5の駅に向かう
3.体力を温存する

※駅員室にあったものはロッカーに仕掛けられたトラップで全て焼き払われました

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