小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

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ー外道神父ー

今回は家の中に直接じゃないのか。

早く終わらせてアーシアを家に案内しないとな。

零誠「リアス・グレモリーの使いの悪魔だが、依頼主はいるか?」

玄関から呼び掛けるが返事が無い。

玄関の鍵は開いてるな。

零誠「邪魔するぞ」

血の匂い?怪我人がいるのか?

血の匂いがする部屋に向かう。

扉を開けて目に入ったのは逆さ十字にはり付けられた死体。切り刻まれて体が修正がかかるグロい画になっている。

零誠「うえっ、いい趣味してやがる」

死体の近くに血で文字らしき物が書かれてる。

零誠「何語だ?」

???「『悪いことする人にはお仕置きよ!』って聖なるお方の言葉を借りたのさ」

後ろを振り向くと白髪の神父が立っていた。

???「これはこれは君はアークマくんではあーりませんか」

こいつ教会関係者だな。部長にさっき怒られたのにまたなんか言われそうだな。

???「俺は神父!少年神父!デビルな輩をぶった切りー!ニヒルな俺が嘲笑うー!お前ら悪魔の首、刎ねてー!俺はおまんま貰うのさー!」

いきなり歌い出したよ。あーなんか苦手なタイプっぽい。

フリー「俺の名前はフリード・セルゼン。とある悪魔払いの組織の末端でございますよ。あ、別に俺が名乗ったからってお前さんは名乗らなくていいよ。俺の脳容量にお前の名前なんかメモリしたくないから止めてちょ。大丈夫すぐ死ねるから。俺がそうしてあげるから。最初は痛いかもしれないけれどすぐに泣けるほどよくなるから、俺と一緒に新しい扉開こうZE!うわっ、あぶね!?話してる途中に攻撃ってどういう用件なんだよ!」

零誠「(笑)」

ブーステッド・ギア発動。

『Boost!』

零誠「『強化開始』」

『Exprosion!』

フリー「ふざけんなよ!てめえそういうつもりなら早急になぶり殺してやる!」

フリードは光の剣を出し、切り掛かる。

『Boost!』

零誠「『投影開始』」

『Exprosion!』

ガシッ

作り出した大鋏『自殺志願』で光の剣を挟む。

バンッ!

フリードは拳銃を発砲し、レーセーのももに弾を撃ち込む。

フリー「かははっ!スッゲー気持ちいいだろ?光の弾の毒が侵していくんだぜ!もしかしてイッちゃった?」

零誠「で?」

『Boost!』

フリー「なんなんだよお前は!わけ分かんねえよ!クソ悪魔は俺にやられるのがルールだろうが!」

『Exprosion!』

ドンッ!

レーセーは大鋏を持ってないブーステッド・ギアが宿った右手でフリードを殴り飛ばした。

リアス「大丈夫?レーセー!」

玄関から部活メンバー全員が入ってきた。

零誠「ええ。なんとか今終わったところです」

木場「レーセーくん。ももにケガが」

零誠「こんなのかすり傷だよ。うわっ」

木場がケガを指摘したら黒歌がレーセーに近寄り、傷口に口をつけ吸った。

黒歌「すぐに毒を抜くわ」

零誠「あ、ああ」

黒歌の奴、語尾を忘れてるよ。

白音「………お姉ちゃん。ズルい」

朱乃「リアス、マズいわ。堕天使の軍勢がここに向かっているわ」

リアス「すぐに部室に戻るわよ」

魔法陣を使って部室に戻った。

ーーーーーーーーーーーー

部室

リアス「よし。みんな無事ね?」

零誠「ええ。まぁ」

リアス「それじゃあ今日はもう帰っていいわよ」

黒歌「白音にレーセー帰るにゃ」

白音「………はい」

零誠「ああ。うちに行くぞアーシア。………アーシア?」

アーシアの姿は部室のどこにも無かった。

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