小説『カオススクールG×B』
作者:零崎哀識()

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今回で二次ファンに載せた物全部なので誤字脱字があったら報告ください。

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ー授業参観ー

プール終了後

零誠「おかしい。プールってくつろぐ場所なのに凄く疲れた」

木場「あはは。お疲れ様」

俺は他のみんなより逃亡のために早く出てきた。その時ちょうど木場と会って、途中まで一緒に帰ることになった。

零誠「ところで木場は何してたんだ?」

木場「天界のトップに贈り物をね」

零誠「堅っ苦しいこと御苦労さん」

木場「そっち程じゃないと思うよ。命の心配も無いし」

零誠「マジでなんで死ななかったんだろ?」

トップといるより、身内といる方が命の危険があるって。

???「やあ、いい学校だな」

校門にさしかかったところで銀髪のイケメンに声をかけられた。

木場「ええ、まぁ」

零誠「そう思うならここでは暴れないでくれよ」

木場「どういうことだい?」

木場は俺の発言に疑問を抱いた。

???「そうだよ。俺がここで暴れるって?そんな事するわけ無いだろ」

零誠「戦闘狂みたいな奴が言うセリフじゃねえだろ。闘争心が滲み出てるぞ」

???「ふふっ。抑えてるつもりなんだがな。隠すのが下手なのかな?」

闘争心がさっきの数倍に増える。

木場は一歩下がり、身構える。

零誠「隠すのが下手っていうより、デフォの総量が多過ぎんだよ」

木場「一体君は誰だい?」

ヴァー「俺はヴァーリ。白龍皇・白い龍(バニッシング・ドラゴン)だ」

木場「何しに来た?」

木場はナイトのスピードを生かし、聖魔剣をヴァーリの首元に当てていた。

ヴァー「やめておけ。手が震えているぞ」

木場「くっ」

木場の手はヴァーリが言った通り震えていた。

ヴァー「誇っていいぞ。相手の力量が分かるのは強い証拠だ。君と俺とじゃ、それだけの差がある」

零誠「木場、剣を下ろして平気だ。今この場では戦争をおっ始める気は無いみたいだからな」

木場「……分かったよ」

木場は剣を消して下がる。

ヴァー「なぜ戦争を起こさないと?」

零誠「お前は闘争心の塊だが、殺気は全く感じられないからな」

ヴァー「なるほどな。ところで赤龍帝。君は世界で何番目に強いと思う?」

零誠「俺は自分が強いと思ったこと無い。俺はただ強くあろうとしているだけだ」

現実に俺が適う相手なんていない。だから最強である自分をイメージする。相手を騙し、自分を騙し、世界さえも騙しきる。

ヴァー「そうかい。この世界は強い奴が溢れてる。『紅髪の魔王(クリムゾンサタン)』と呼ばれるサーゼクス・ルシファーでさえトップ10に入ってない」

零誠「サーゼクスさんの真の姿を知っているのか?」

ヴァー「真の姿?なんだそれ?凄く興味深い。まぁ、だがトップは不動だ」

零誠「夢幻龍グレートレッド」

ヴァー「おっ、知っていたのか。お前はなんでも知っているな」

零誠「なんでもは知らない。知っていることだけだ」

ヴァー「ふふっ、確かにそうだな。いろいろ面白い話が出来て良かった」

こんなセリフを残して去って行った。

余談だがこのスリーショットを見た腐った方(漫研部)が出した漫画が腐った方々に人気である。

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翌日 授業参観日

朝来たら女子に顔を赤らめてそらされたんだが、新手のイジメか?

元浜「レーセーの親は来んのか?」

零誠「来るぞ。白音、黒歌、アーシア、夕麻を見に」

元浜「つまりお前は空気ってことか」

零誠「ところで松田はまた撮影か?」

元浜「いや今日は販売だ。昨日いい絵が撮れたから臨時で販売してるそうだ」

零誠「お前は買わねえのか?」

元浜「もう予約してある」

零誠「準備が早いことで」

松田「おはよう!レーセー!」

ちょうど松田が上機嫌にやってきた。

零誠「儲かってるみたいじゃねえか。奢れ」

松田「二言目にそるかよ。まぁ、いいけど」

零誠「思ったより素直だな。まさかと思うが昨日撮った写真って俺が関係してんのか?」

松田「ゑ?」

零誠「同様し過ぎて字が古くなってんぞ。昨日ってことは水着か」

松田「全くもってその通りでございます」

零誠「焼き肉、うなぎ、しゃぶしゃぶな」

松田「そんな高い物ばっかり!」

零誠「生徒会長にバラすぞ」

松田「いい店を見つけておく」

素直でよろしい。

ゼノ「レーセー。先日はすまなかった」

切りのいいところでゼノヴィアが話しかけてきた。

零誠「分かってくれたならいい。お前はもう少し自分を大切にしろ」

ゼノ「ああ。確かに私は先急ぎ過ぎていたみたいだ。もっとお互いを大切にするべきだった」

やっぱりあれは一時の気の迷いだったみたいだな。

ゼノ「だから次回からはこれで練習をしてから」

ゼノヴィアが出したのはゴム(これ以上言わせないでください)

クラスメイトの目が集まっている。

零誠「何出してくれちゃってんの!?」

ゼノ「もちろんコン「言わせねえよ!」」

零誠「公衆の面前で出すな!お前には羞恥心が無いのか!?」

桐生「ちなみに私は母親の腹の中に置いてきたわ」

零誠「ややこしくなっからお前は入って来んな!」

桐生「でもゼノヴィアとヤったの?」

零誠「ヤってねえよ!全力で逃げ切ったよ!」

桐生「……良かった。お互いはじめてを交換したいからね」

桐生がなんか言ったが小さくて聞こえなかった。

周りの女子も安堵の息を吐いていた。

ゼノ「アーシアも使うといい。無計画な性交はお互いを傷つけるからな」

零誠「そっちもそっちで話を進めるな!」

ゼノ「レーセー。性交の予定だが」

桐生「ダメよ。私がレーセーの初めてを貰うわ」

零誠「てめえら頼むからいい加減黙れ!」

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授業参観

科目は英語なのだが、机の上にあるのは紙粘土。

教師「それじゃあ皆さん。今、渡した紙粘土で好きな物を作ってください。紙粘土から始まる英会話もあります」

零誠「無いよ!それは英語じゃなくて美術だろ!」

教師「はい。レーセーくんは親御さんがいるので緊張して世迷い事をほざいてるみたいでーす」

零誠「その発言は教師としてどうかと思うぞ!」

教師「あ、アーシアさんは何を作ってるんですか?」

零誠「無視かよ。はぁ、真面目にやるから余ってる紙粘土くれ」

教師「いいですよ。むしろどんどん使ってください」

段ボールいっぱいに余った紙粘土が入っていた。

零誠「これさばくために授業内容決めただろ」

10分後

俺の机の上に小学生くらいの大きさのドライグが君臨していた。

零誠「乾いたら真っ赤に塗るか」

教師「私はまた1人生徒の才能を発掘したみたいだ」

教師はなんか感動して泣いている。

生徒「3000円!」

生徒「4000円」

生徒の間でオークション始まっとるし。

親「私が五万円出そう」

親御さん大人気ない!

桐生「もうパパったら」

お前の身内かよ!?

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