小説『遮蔽』
作者:たまちゃん(たまちゃんの日常サタン事)

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遮蔽された心の中にある…
もうひとつの世界。。。

そこには、揺るぎない自由があった。
限りなく続く…生命があった。。。





ここは、都立タマ学園
ある日の休み時間…

イタチは、直也の顔を…ぼーっと眺めていた。

直也「おぃ!久志!アンパンと牛乳な!」

久志「かしこまりぃ!」

パシリにされた久志は、
勢いよく教室から出ていく。

イタチ(ああ…素敵、家来を従えた王子様のようだゎ…)

ぼーっとそのまま眺めていると、
直也がイタチの視線に気付いた。

直也「ベイビー!俺の顔に何かついているのかい?」


ずぅきゅん!


その刹那、イタチの…
脳内妄想旅行が始まった。。。

妄想イタチ『ああ、こんなあたしに、声をかけてくれたわ…』

妄想直也『ベイビー!シャルウィダンス?』

妄想イタチ『は、はい!』

妄想直也『どうした、子猫ちゃん?こんなに震えて…』

妄想イタチ『はぅ!何でもないですぅ!あせあせ。。。』

妄想直也『さぁ、今夜は朝まで、ミッドナイトダンシング!』

妄想イタチ『きゃう〜ん!イタッチ、きゅんきゅんしちゃうです〜♪』


ほわわわわ〜ん♪


たま男「何してるだ、お前ぇ?」

イタチの目の前には、学年一の不細工
たま男が立っていた。

なんと…イタチは、
たま男と、ダンスポーズをとっていた。

イタチ「ぎゃー!エロ、痴漢、死刑囚!」


ばきっ!


あわれ…殴られた
たま男は…飛んでいった。

たま男「は〜ひふ〜へほ〜。。。」

イタチ「ユージ様…どこいったの?」

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