話し合い1
ヘカテー「私はヘカテー。貴方達には神と呼ばれる存在よ」
目の前の女はそう言った。
天魔「それで?何故俺を呼んだんだ?」
素直に教えてくれるとは思わねぇが、今は少しでも情報が欲しい。
そんな事を考えていると、
ヘカテー「そう警戒しなくてもいいわ。私達は話し合いに来ただけよ」
天魔「話し合い?」
ヘカテー「そう、話し合い」
話し合いねぇ・・・
天魔「なるほど、神様にとっての話し合いってのはまず相手を自分の結界に閉じ込めてからするんだな」
すると、ヘカテーは苦笑を浮かべ、
ヘカテー「そう言わないでよ。これから話すことはあまり他人に知られるわけにはいかないから」
天魔「へー、一体何を話されるのか楽しみだねー」
ヘカテー「あまり興味なさそうだけど!?」
気のせいだ
ヘカテー「まぁいいわ。これから貴方に話すことは二つ、一つは私達の事。もう一つは・・・」
一つ目からあんま興味ねぇけど、
天魔「もう一つは?」
ヘカテー「転生者の事よ」
天魔「転生者?」
ヘカテー「そう、しかも厄介なことに神殺しのね」
・・・は?