小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
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入学試験2



会場に着くと何人かの受験生が試験官とデュエルしていた。

うわあ〜、いい大人が子供相手にロックしてるよ。

大丈夫か、あの受験生?

と、思っていると、その受験生は伏せていた罠カード、破壊輪で自分のモンスターを破壊し、試験官のライフを0にした。

いやぁ〜やるねぇ。

遊城がその受験生に近づいて何やら話し込んでいたら、遊城の番になり、遊城はデュエル場に向かって行った。




遊城のデュエルが始まった頃、俺は自分のデッキの最終調整を行っていた。

天魔「こんなもんか」

デッキ調整が終わったのと同時に会場が騒がしくなったので何事かと思い、デュエル場を見ると、遊城がフィールド魔法、(摩天楼‐スカイスクレイパー)を発動し、でかい鉄人形に攻撃していた。

十代「スカイスクレイパーシュート!!」

それを受け鉄人形が崩れて、試験官だと思われる顔が真っ白なオッサンに鉄人形の残骸が落ちライフが0になった。

何か最後に叫んでいたがよく聞き取れなかった。

天魔「よっ、お疲れさん」

戻ってきた遊城に労いの言葉を贈る。

十代「おう!お前もがんばれよ!」

天魔「できるだけのことはやるさ」

そういって俺はデュエル場に向かった。





デュエル場に着くと目の前には先ほどのデュエルで遊城に負けていたオッサンがいた。

クロノス「ユーがセニョール天魔ですーネ。ワターシは実技最高責任者クロノス・デ・メディチですーノ」

天魔「はい、よろしくお願いします」

クロノス(先程ーは、ドロップアウトボーイに負けてしまいましたーガ、このデュエルに勝って汚名返上ですーの!!)

天魔「リイン、デュエルモードスタンバイ!ただし、展開はデュエルディスクのみだ」

こう言わないとこいつは勝手に人の服装を変えたりするからな。

リイン『・・・、了解しました。デュエルモード、セットアップ』

すると、待機形態のリイン(ペンダント)が光りだし、デュエルディスクの形になった。

クロノス「な、何なのーネ、そのデュエルディスクは!?」

天魔「特別製です」

俺の答えにあまり納得していない様だったが、あまり時間がない事もあって、しぶしぶクロノス先生もデュエルディスクを展開した。

互いにデュエルディスクを構え、同時に叫んだ。

「「デュエル!!」」

天魔 LP4000

クロノス LP4000

クロノス「先攻は譲るのーネ」

天魔「ありがとうございます。では、俺のターン、ドロー」

ドローしたカードと手札を見る。

天魔「俺は手札から召喚僧サモンプリーストを召喚」

召喚僧サモンプリースト
効果モンスター
レベル4/闇属性/魔法使い族/ATK800/DEF1600

天魔「サモンプリーストの召喚時効果により、サモンプリーストは守備表示になる。さらに俺は手札からカゲトカゲを特殊召喚」

カゲトカゲ
効果モンスター
レベル4/闇属性/爬虫類族/ATK1100/DEF1500

天魔「このモンスターは、自分がレベル4のモンスターの召喚に成功した時に手札から特殊召喚できる」

クロノス「一ターン目からモンスターが二体も召喚するとはなかなかやるのーネ」

クロノス先生、この程度で驚いていたんじゃ困るなぁ。

天魔「俺はサモンプリーストの効果発動!手札の魔法カードを墓地に送る事で、デッキからレベル4モンスターを特殊召喚する!来い、魔導戦士ブレイカー!」

魔導戦士ブレイカー
効果モンスター
レベル4/闇属性/魔法使い族/ATK1600/DEF1000

クロノス「わ、ワンターンでモンスター三体ですート!?」

天魔「まだ終わりませんよ。俺はレベル4のモンスター、サモンプリーストとカゲトカゲでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れよ、
?39希望皇ホープ!」



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