小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
作者:()

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月一試験!4


いやー、あの後は大変だった。

俺が黄金の卵パンを二回連続で引き当てたせいか、遊城が対抗心を燃やして購買に向かおうとした時に、実技試験の始まるチャイムが鳴って、それでも購買に向かおうとしている遊城を丸藤とコアラが必死で止めてる間に天上院と三坂(?)が説得してどうにか鎮める事が出来た。

見てるこっちとしては面白かったけどね!

カグヤ「それにしても天魔君、どうやって黄金の卵パンを二回も引き当てたの?」

とカグヤが聞いてくるが、

天魔「んなこと言われてもな・・・、俺にとっちゃあああいうギャンブル系は外す方が難しいんだよ」

カグヤ「へ、へー(ナンバーズを回収してたって言ってたし、ラッキー・ストライプの影響かな?)」




そんなこんなで実技試験、

丸藤やコアラ、天上院の取り巻き二人は同じレッドやブルーの生徒とデュエルをして何とか勝利、

三坂(?)と天上院は先程の四人程ではないが、大分苦戦していた様子だった。

カグヤは自分よりも実力が下の相手にも全力でデュエルをしていたが、相手の顔は絶望に満ちていた。

まぁ確かに、フィールドに神光の宣告者(パーフェクト・デクレアラー)とクリスティアが先行一ターン目から並んでたら俺でも引く・・・

で、今は遊城と万丈目がデュエル中だ。

互いに残りライフはあと僅か、遊城が攻撃力1000以上のモンスターを引けば遊城の勝ち、引けなければ万丈目の勝ち・・・

さあ、どうなる?

十代「行くぜ万丈目!俺のターン!ドロー!E・HEROフェザーマンを召喚!」

万丈目「バカな!?本当に引いたというのか!?」

十代「フェザーマンでダイレクトアタック!フェザーシュート!」

万丈目「ぐあああああああ!?」

万丈目
LP1000→0

十代
WIN

会場にいた生徒全員が驚いていた。

なんせレッドの生徒がブルーの生徒を倒したんだからな。

レッドは弱い、ブルーは強い・・・

俺からしたらそんな認識をしている時点で、そいつらはバカだ。

そんなくだらない幻想に捉われているから足元をすくわれる。

今回の遊城のデュエルでその認識を改めてもらいたいが、無理だろうな・・・

『星神天魔君、デュエル場に来てください。繰り返します。星神天魔君デュエル場に・・・』

と、俺の番か・・・

カグヤ「頑張ってくださいね!」

天魔「程々にな」

何か前にも言ったなこれ・・・

そんな事を思いながら俺はデュエル場に向かった。

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