小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
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月一試験! その後2

実技試験のデュエルが終わると、俺はカグヤ達のいる所に向かった。

十代「やったな天魔!」

翔「アニキも天魔君も凄いッス!ブルー相手に勝っちゃうなんて!」

と、チビメガネが言っているが、俺からしたらあの程度の相手に負ける方がおかしい。

三沢「一つ聞いていいか?」

天魔「何だ?」

三沢「最後のターン、もし彼女がモンスター破壊の罠を伏せていたらどうするつもりだったんだ?」

天魔「それはねぇな」

三沢「何故そう思うんだ?」

天魔「アイツはライフコストの効果を持つモンスターを使っていた。そう言う奴は大抵の場合ライフ回復のカードを伏せている事が多い。それでも除去カードを伏せてる場合もあるが、そん時は自分の勘に任せるしかない」

三沢「成程な。その勘に任せた結果があれという訳だ」

「「「「攻撃力10000のオーバーキル」」」」

何故そこだけハモる・・・

三沢「だが、今回のデュエルで君に並大抵の戦略では歯が立たない事が分かったよ」

天魔「そうかい」

十代「俺は天魔とデュエルするのが楽しみになったぜ!」

天魔「それは最初からだろ」

十代「まぁな!」

そう言ってハハハと笑う遊城。

それからしばらくして・・・

「おめでとう。遊城十代君、星神天魔君。遊城君の最後までデュエルを諦めない心と星神君の揺ぎ無い勝利への精神に敬意を称し、イエローへの昇格を認めます」

と、校長から言い渡された。

遊城は昇級を断ったが、俺はイエローへの昇級を受け入れた。



試験が終わり、俺は寮を移動するための荷作りをしていた。

天魔「さて、持ってきた荷物はこれぐらいか」

荷物の整理を終えた俺はイエロー寮に向かった。


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