小説『遊戯王GXに転生 ところで遊戯王って何?』
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廃寮での闇のデュエル!2 闇の鼓動

カグヤに言われて、暫くデュエルを見ていたが、タイタンとかいうオッサンからは闇の気配を感じなかった。

天魔「どうなってんだ?」

カグヤ「あの人はただの人間。闇のデュエルも手品でそう見せてるだけなの」

天魔「そういう事か」

成程、原作知識とか言うやつでその事を知っていたからあんなに落ち着いていたのか

だが、何だ?

さっきから感じる闇の気配は・・・?

十代「スパークマンでダイレクトアタック!」

タイタン「ぶるぁぁぁぁああああああ!!!!」

タイタン LP1000→0

十代 WIN

天魔「終わったみたいだな」

カグヤ「そうだね(あれ?原作と違う・・・?)」

十代「さあ、明日香達を返してもらうぜ!」

天魔「何でこんな事をしたのかも話してもらおうか?」

タイタン「ぐぅっ!・・・分かったぁ、実はぁ・・・」

タイタンが口を開こうとした瞬間、タイタンの背後から黒い靄のようなものが現れた。

天魔「っ!?タイタン!!遊城!!」

十代「え?うわっ!?」

タイタン「な、何だぁこれはぁ!?」

これは、闇の瘴気!?

天魔「ちぃっ!光と闇の竜(ライトアンドダークネスドラゴン)!!」

光と闇の竜『承知!』

俺のデッキが光だし、光と闇の竜が現れる。

天魔「闇を取り払え!」

光と闇の竜『シャイニング・ブレス!!』

光と闇の竜から放たれた砲撃によって、闇の瘴気が消し飛んだ。

十代「はぁ、はぁ、・・・」

天魔「遊城!無事か?」

十代「おう、何とかな」

遊城は大丈夫そうだな。タイタンは・・・気絶してるが無事だな。

カグヤ「天魔君!」

天魔「カグヤ!そっちは無事か?」

カグヤ「明日香さん達は大丈夫!天魔君の方は?」

天魔「こっちも大丈夫だ」

全員無事みたいだなだな

十代「にしてもなんだったんだ?さっきの」

天魔「さぁな。それより、タイタンを叩き起こすぞ」

十代「え?何では?」

天魔「俺達だけでこのオッサンと生徒三人も運べると思うか?」

十代「うっ、確かにそれは・・・」

カグヤ「ハハハ・・・」

天魔「よし、それじゃあさっさと・・・」

?「待て」

「「「!?」」」

突然後ろから声が聞こえ、振り向くとそこには・・・

包帯だらけの馬のようなモノに乗った骸骨の騎士がいた。

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