小説『僕の観察日記』
作者:NY()

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ーー第13章 本当の気持ち

彰「葉月」
葉月「何じゃ?」
 僕は膝の上を手でたたいた、すると葉月が膝の上に乗った
葉月「何が目的じゃ・・・。」
彰「特に、ただ尻尾触りたくて」
葉月「・・・変態め」
 しばらく尻尾を触っていたその度にたまにピクッと動いていた
彰「?どうしたの?」
葉月「尻尾はくすぐったいのじゃ」
 よく見たら葉月の頬が赤い
彰「・・・そうか」
 やめとくか・・・命令で逃げれなかったろうし
彰「じゃあやめる」
葉月「ありがたい」
 そしてしばらくして僕は眠っていた・・・
葉月「お兄ちゃん?・・・彰ぁ・・・寝ている・・・」
 葉月は布団を掛けた
葉月「・・・。」
 葉月はしばらく彰を見てからテレビを消し、そっと部屋を出ていった・・・

・・・葉月の部屋

 葉月の部屋は畳が敷いてある普通の大きさの部屋である。そこに自分で作った家具がある。葉月は布団に寝ころんだ
葉月(彰・・・本当は真名とは自分の信頼している主人にしか教えないのじゃ・・・そしてわしは彰のこと・・・)
 葉月は勢いよく起き、頭を振った
葉月(違う!彰は主人じゃ!そう・・・主人なの・・・じゃ・・・)
 そして葉月も眠りについた・・・

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