小説『僕の観察日記』
作者:NY()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

ーー第3章 何事も冷静になれ

彰「・・・で?」
?「何がじゃ?」
彰「誰!?」
?「忘れてしまったのか!?・・・お主が酔っているときにわしにアンナ事をしたのに・・・」
 僕はかなりへこんだ
彰「・・・こんな女の子に手を出すなんて・・・僕人間失格だ・・・」
?「じ、冗談じゃ・・・それにお主は酒は飲んでないじゃろうが」
彰「あ、そうか!・・・よかったー」
 九死に一生を得た気分だった
彰「じゃあ誰?」
?「まだわからぬか?お主のつけた名前も」
彰「・・・葉月?」
葉月「そうじゃ、彰」
彰「・・・冷静になれ、確か聞いたことがあるぞ・・・狐は人を化かすって・・・」
葉月「主人を騙す狐が何処にいる?これが本物じゃ」
 そういうと布団から身をだした、狐耳にしっぽが生えていたけどそれよりも・・・
彰「服を着ろ!!」
葉月「お?まさに『昨日の狐は今日の女』か?」
 なぜか仁王立ち
彰「は!小学生体型に興奮するかよ」
 こっちも何故か仁王立ち
葉月「え・・・?」
 ふと自分の体を見た
葉月「何でぇ!!?」
彰「ようやく裸って気づいたか・・・っていでぇ!!!」
 葉月にドロップキックをくらった。そして馬乗りになった

-5-
Copyright ©NY All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える