ーー第4章 魔力
彰「痛てぇな!」
葉月「貴様昨日の晩わしに、や・・・やらしい事したか!?」
彰「待て待て!!さっきお前がしてないって言ったろ!」
葉月「それとこれとは大違いじゃ!」
葉月はかなり涙目だ
彰「落ち着け・・・ってあぶな!」
葉月はどこからか刀を出し、振り回してきた
彰「落ち付けってば!話だけでも聞かせろ!」
葉月「わしの・・・!わしの魔力がないんじゃ!」
未だ刀を振り回している
彰「魔力・・・!?魔力って何でなくなったんだ?」
未だ刀を避けている
葉月「そ、それは・・・」
葉月が止まった
彰「・・・とりあえずどうして魔力がなくなったと知ったんだ?スカウ○ー的な物で?」
葉月「・・・だ・・・。」
彰「え?」
葉月「この体を見たらわかるだろうが!」
・・・幼児体型?
葉月「『妖狐』はお主の言ったとおり人を騙す・・・その為には魔力が必要なんじゃ」
彰「その魔力で人の形を作る・・・ってわけか?」
葉月は頷いた
葉月「その通りじゃ」
彰「じゃあその魔力が無くなったわけは?」
再び葉月は刀を構えた
葉月「お主がわしにやらしいことをしたらからじゃ!」
彰「や、やらしいことって・・・?」