第2話 『二人の日常』
一誠「朱乃ちゃ〜ん!こっちこっち!はやく〜!」
朱乃「こら〜!一誠!待ちなさ〜い!」
朱乃との出会いから早一年。一誠は3歳、朱乃は4歳になっていた。
朱乃は一誠のことを、手のかかる弟のように思い始めていた。
一誠「朱乃ちゃ〜ん、こっちだってばぁ・・あっ!!」
ドテッ!!
一誠「いててて、結構擦りむいちゃったなぁ」
朱乃「・・せい、一誠、大丈夫?結構派手に転んでたけど」
一誠「あ、朱乃ちゃん。大丈夫だよ。少し擦りむいちゃっただけ。ほら」
朱乃「どれどれ?っ!ひどいじゃないの!すぐ消毒しなきゃ!」
一誠「え〜、大丈夫なのに〜」
朱乃「ダ〜メ!こういうのはすぐ消毒しないと後から大変なんだからね!」
一誠「は〜い」
朱乃「うん。素直でよろしい」
一誠「えへへ///」
こんな感じで楽しく遊んでいた。